浜崎あゆみ本人が作詞した曲おすすめ8選

作詞をすることで、自身の想いを楽曲に込めてきた浜崎あゆみさん。多くの人が日々感じている言葉にできない感情や思いを、「こういうことだよね」と歌詞として言葉にする手法が多いです。

リスナー自身が歌詞に自分を投影する共感型の歌詞で、浜崎あゆみさんに支持が集まったのは当然といえるでしょう。

浜崎あゆみさんの書く歌詞は、内面的なものが多く、自身の孤独や人生観を歌ったものが多く存在します。また、一人称を「僕」とし、どこか俯瞰で世界を見ているような距離感もあります。

歌詞が人気を集めているオススメ楽曲をご紹介しましょう。

①Trust

3rdシングル「Trust」は、1998年8月に発売されました。キーボードメインのアップテンポナンバーですがポップな楽曲というわけではなく、その後の浜崎あゆみさんの楽曲カラーを作り上げた楽曲ともいえます。

届きたい いつか私は私にあなたから見つけてもらえた瞬間あの日から強くなれる気がしてた自分を誇ること出来るから

引用元: https://www.uta-net.com

歌詞タイトル:「Trust」 作詞者:浜崎あゆみ

運命の人と出会えた喜びと、過去の自分との決別を歌ったラブソングです。ですが、この曲も実は他の多くの楽曲と同じように、自身をスターダムへ押し上げてくれたエイベックス・松浦勝人さんへの楽曲だといわれています。

②Greatful days

「Greatful days」は、夏をテーマにしたポップなサマーソング。2003年発売の29thシングル「&」に収録され、3曲A面シングルの内の1曲として発表されました。冒頭からワクワクするようなサウンドのダンスナンバーに仕上がっています。

悲しみの為に楽しむ事 置き去りにしないでいて

引用元: https://www.uta-net.com

歌詞タイトル:「Greatful days」 作詞者:浜崎あゆみ

と、ウキウキする季節が来ることを素直に感じて喜ぼう、そして楽しもう!と歌っています。

③End roll

10thシングル「A」に収録されている楽曲「End roll」は、ゆったりとした曲調のミディアムバラード。

過去に離れてしまった人を思い出しながら、1人でも強く歩いていくことを誓う内容の歌詞です。浜崎あゆみさんのクリアなハイトーンボイスが響く、切ない雰囲気のナンバーです。

④YOU

1998年6月リリースの2ndシングル「YOU」。デビュー作「poker face」から2ヶ月経たない内にリリースされました。この後、浜崎あゆみさんは2ヶ月に1回リリースや、楽曲同時発売など、ハイスピードで次々と新曲発表を続けていきます。

「YOU」は、ミディアムテンポのメロディーに乗せて、大切な人を思いやる様子を描いた楽曲。穏やかな恋愛を歌っています。

あどけない容姿でクリアな歌声を響く浜崎あゆみさん。まだ歌い方にクセがなく、歌声自体も可愛らしいです。

⑤Fly high

「Fly high」は、2000年2月に発売された13thシングルです。

「Fly high」は、ギターのカッティングが響くイントロからラップが始まり、すぐにサビへと以降するダンスナンバー。Aメロのテンポの速いラップとは対照的に、サビは伸びやか。

怖がって踏み出せずにいる一歩が 重なっていつからか長く長い 道になって手遅れになったりして そのうちに何となく今の場所も 悪くないかもなんて思いだして 何とか自分に理由つけたりした

引用元: https://www.uta-net.com

歌詞タイトル:「Fly high」 作詞者:浜崎あゆみ

現状から抜け出す勇気を持てるよう、背中を後押ししてくれるような歌詞に人気が集まっています。

⑥Trauma

1999年8月リリースの19thシングル「A」収録の「Trauma」。トラウマとは心的外傷という意味です。

今日の嬉しかった顔 今日の悲しかった顔 きのう癒された傷と今日深く開いた傷を あなたなら誰に見せてる 私なら誰に見せればいい

引用元: https://www.uta-net.com

歌詞タイトル:「Trauma」 作詞者:浜崎あゆみ

と歌い、最後には

今日の嬉しかった顔 今日の悲しかった顔 きのう癒された傷が今日開きだしたとしても あなたなら誰に見せれる 私ならあの人に見せたい

引用元: https://www.uta-net.com

歌詞タイトル:「Trauma」 作詞者:浜崎あゆみ

に変化しています。

幸せも不幸せも自分で決めるものであり、心は誰にも邪魔させないという強い意思を歌いながら、誰かに心の内を知って共有して欲しいという叫びにも似た感情をも歌った楽曲。ライブでは振り付けがあり、人気が高い楽曲です。

⑦monochrome

1999年8月リリースの19thシングル「A」収録の「monochrome」。このシングル「A」はシングルとしてリリースされましたが、曲数の多さからアルバムとして扱われています。しかし、シングルとして見た際には、浜崎あゆみさんにとって最大のヒットシングルとなります。

「monochrome」は、失った恋から立ち直ろうとする様子を歌った、ミディアムテンポのナンバー。浜崎あゆみさんの得意とする、失恋を肯定的に捕らえた歌詞の内容で、多くの人の共感を集めています。

⑧WHATEVER

「WHATEVER」は1999年2月リリースの6thシングル。初期の楽曲ながら、根強い人気を誇る楽曲です。離れて過ごす恋人を想う内容の歌詞ですが、浜崎あゆみさんの幼少期の思い出にも通じると言われています。

浜崎あゆみさんには父親がおらず、母親は母親らしい事をしないタイプで、浜崎あゆみさんは子供らしい子供時代を過ごせなかったんだそう。ずっと凍えそうな思いで過ごしていた自分が、ようやく愛する人に巡り会えた喜びを歌っているともされる楽曲です。

大ヒット連発の浜崎あゆみの曲を聴こう!

浜崎あゆみさんは、ほとんどすべての楽曲において作詞を手がけています。「自身が経験していないことは歌詞にしない」と公言していて、失恋から立ち直る様子といったプライベートな内容から、世間に対する問いかけなどを歌詞にし、同世代の強い共感を得ていました。

若い女性たちのファッションやメイクなど流行をいくつも作り出し、短期間で次々と楽曲をリリースする戦略でヒットを連発します。まさに一時代を築いた歌姫といえるでしょう。

近年では、容姿の変化や恋愛スキャンダルばかりが取り上げられる浜崎あゆみさんですが、その功績は大きいです。2000年前後に青春時代を過ごした世代からは、今も絶大な支持をされるカリスマでもあります。

ヒット路線から外れたといわれ、結婚や離婚、自身の容姿の変化ばかりが取り上げられる浜崎あゆみさんですが、楽曲の輝きはいつまでも消えません。今でも心に刺さるような名曲が揃っていますので、ぜひ聴いてみてくださいね。

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