◆念願のプロポーズ
しかし、一緒に出かけたりするのは楽しく、週末はよく2人でデートしていたと言います。
そんなある日のディナーで、ふたりはマコトさんが予約した高級イタリアンへ。そこでアキさんは、素敵な指輪と共に、念願のプロポーズをされたのです。
「指輪は私の私物のサイズをわざわざチェックして、用意してくれたんです。シンプルでダイヤが一粒ついた、理想的な婚約指輪です!」
アキさんは喜んでプロポーズを受け入れました。
「しっかりそういうところはリードしてくれて、レストランも指輪も完璧でした。これで掃除さえしてくれていたら…」
しかし、マコトさんが家事をしないことは変わらず、そのことでたびたび喧嘩するようになっていきます。
「私が『洗い物するって言ってたじゃない!』と怒ると『俺は俺のタイミングでやりたいの!ほっといてくれたらやるから』と言い返されてしまいます。そう言っていながらその日のうちにやらないし、ほっといたらゴミ屋敷になっちゃいます」