TBS系では、嵐の櫻井翔が水川あさみ主演の『笑うマトリョーシカ』で22年ぶりに助演として出演。同じ嵐の二宮和也(昨年10月に独立)は、人気ドラマの続編である日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』に主演する。「胸キュン枠」として知られる火曜ドラマ枠では、松本若菜が主演する『西園寺さんは家事をしない』でSixTONESの松村北斗がメインキャストの一人を務める。

 旧ジャニーズタレントの新規起用を見合わせる方針を示していたテレビ東京でも、Sexy Zone(現timelesz)を卒業した中島健人が金曜夜8時枠の『しょせん他人事(ひとごと)ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』で、同局ドラマ初出演にして初主演を飾ることが決定した。

 7月期のドラマは独立した二宮も含めると、現時点で旧ジャニーズ系タレントの主演が4本、助演でのレギュラー出演が3本。「旧ジャニ祭り」といえる状況で、今後の発表でさらに増える可能性もある。

 NHKはいまだにSTARTO社のタレントの新規起用を見送る立場を維持しているが、民放はバラエティなどで変わらずに起用。ドラマはどうなるかと注目されていたが、むしろ以前よりも起用が増加したような印象だ。