【ミニストップ】は宣伝不足? 店員さんが「大変そう……」

 今回、ミニストップで買い物してみて感じたのは、主に3つです。

(1)いつの間にか店内調理商品が増えていた!
(2)「トップバリュ」商品以上に、ミニストップオリジナル商品が多くて楽しい
(3)店内調理とレジ打ちで、従業員が大変そう

 セブンイレブンなどの大手コンビニ3社に比べ、オリジナル商品が少ないイメージを勝手に抱いていたのですが、実際はミニストップのマークがついたオリジナル商品だらけ。商品開発にかなり力を入れている様子がうかがえました。

 加えて、店内調理商品の種類が以前よりも増えており、こうした独自の路線ラインアップは間違いなくミニストップの強みといえそうです。

 一方、調理場とレジを行ったり来たりする店員さんを見ていると、客側としてなんだか申しわけない気持ちになったのも事実。こちら側が「大変だろう」と決めつけるのも失礼な話ですが、多くの時間が「無人レジ」と化したコンビニは、少々異様さも感じました。

 また、今回この記事を書いていて気になったのですが、オリジナル商品の公式情報がネット上に少ない印象。

 例えば「やみつキッチン」や「タルタルチキン南蛮&鶏五目ごはん弁当」と検索しても、筆者が食べた冷凍弁当の情報は出てきませんでした(どこかにあるのか?)。

 今や商品はネットでバズる時代ですし、せっかく良い商品を提供しているのに、ネット検索しても情報が出てこないのは「宣伝不足」を疑わずにはいられません。「やみつキッチン」がおいしかっただけに、もったいないな~という気持ちになりました。

 とはいえ、頑なに独自路線を貫くミニストップのひたむきさには、一消費者として多くの魅力も感じました。今後、どんな進化を遂げるのか注目していきたいと思います。