5月16日に放送された木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)の第4話は、既出キャラクターたちの“本性”が浮き彫りになる内容となった。逃亡犯・狩山(木村拓哉)にとって味方と思われていた人物が敵、敵だと軽蔑していた人間がリスクを冒して狩山の冤罪証明に協力するなど、作品全体の見方が変わり一層ストーリーにのめり込んでしまった。

 東京都の一大プロジェクトとして建設されていた龍神大橋の崩落事故にまつわる真実を明らかにする本作品。会社を守るために事故の責任を一身に背負い刑務所に収監された、大手ゼネコン『帝和建設』の土木設計部部長・狩山は、妻・玲子が余命わずかであることを知る。橋づくりのプロとして家庭より仕事を優先するあまり、愛する妻の一大事に気付けなかった狩山は、偽りのない人間として妻に、そして世間に事故の真実を伝えるため刑務所からの脱獄を決意。わざと重症を負い搬送された病院から脱走し、龍神大橋の建設現場で妻と再会する。しかし、すぐそこまで警察の追跡は迫っていた……。