【焼肉きんぐ】売上高シェア1位も、2カ月連続で既存店売上マイナス

 牛角や七輪焼肉安安など数多くの焼肉チェーン店の店舗数が減少傾向にある中、焼肉きんぐは近年、新店舗を続々とオープンさせています。

 2023年版「焼肉チェーンの店舗数ランキング」(22年7月~23年7月、日本ソフト調べ)によれば、2位の焼肉きんぐは306店舗。1位で571店舗の牛角と差が開いていますが、「焼肉チェーン店売上高シェアランキング」(富士経済「外食産業マーケティング便覧2023」より)では堂々1位を獲得(売り上げは770億円)しているんです。

 そんな焼肉きんぐですが、運営元・株式会社物語コーポレーションの24年5月度の月次売上高で、焼肉部門の既存店売上高が2カ月連続でマイナスになったことが明らかに。

 飲食店のビジネスニュースサイト「フードリンクニュース」の記事によれば、「(5月は)直営・FC合わせて、売上高94.0%、客数 95.0%、店舗数291店舗。4月は売上高 92.8%、客数 92.9%、店舗数290店舗」とのこと。

 業績に陰りが見えてきた焼肉きんぐですが、食べ放題のコースは以下の4種類。高いコースほど、国産牛が選べたり、サイドメニューやデザートの種類が増えていきます。