【ビオセボン】庶民は到底買い物できない現実

ビオセボンのロゴ(写真:サイゾーウーマン)

 今まで見たことのない商品で構成されているビオセボンの店内は、学ぶことがとても多かったです。

 特に、同じ日本で生活していても、ビオセボンを利用する人とスーパーマーケット「ベルク」を使っている筆者とでは、なすひとつでも、こんなに価格が違うんだなと気付かされた次第です。本当に目にする価格がすべて高いので、店内を一巡し終わる頃には「格差社会」という言葉も頭に浮かんできました。

 もし今後、筆者が有機食材で食卓を揃えようと思っても、この金額じゃあ到底ムリだという現実も見え、日本はオーガニック後進国といわれるそうですが、この価格帯じゃあ庶民に広がるのはそりゃ不可能だと痛感します。

 ただ、ビオセボンの商品説明カードはとても丁寧でわかりやすく、読んでいるだけでオーガニック関連の知識が入ってくるので、学びの場としてはとても優秀! 予算を決めてたまに買い物に行き、知識も身につけるような距離感が個人的にはベストだと思いました。

 なお、最後にショックなことが……。ビオセボンの目と鼻の先にある「カルディ」を帰りにのぞいたところ、ビオセボンで購入した有機スプレッドが20円ほど安く売られていました。しかも、商品を厚紙でしっかり囲ったパッケージになっていて、見た目も立派……。トホホな気持ちになってしまいました!