◆キャプテンよりも“一匹狼の方がいい”

――青春時代を過ごしたラグビー部の仲間のピンチを救うために、かつての仲間たちと再びタッグを組む本作。藤さんが演じる桃次郎さんが、とてもステキなキャプテンでした。藤さんは普段、キャプテンと呼ばれることは。

藤竜也さん(以下、藤)「映画の中でだけですね」

――そうしたポジションに興味は?

藤「あまりないです。今回挑戦したゲートボールはチーム競技ですけれど、僕は個人競技が得意ですし、一匹狼のほうがいいですね」

――映画製作にはチームの面がありますし、桃次郎も、藤さんだからこそにじみ出た魅力があったと感じました。

藤「そうなんですかね。演じるにあたって“キャプテンって何だろうな”というのは考えましたよ。どういう人がキャプテンと呼ばれるのだろうと。桃ちゃんをやるときの肝ですから」