ワーキングマザーとして時間に追われる毎日は、言葉では言い表せないほどの忙しさで、仕事を辞めたい!と思った回数は数知れず。
しかし、一時の感情で退職してしまうと後に後悔してしまうことにもつながります。
今回は、実際にワーキングマザーが退職したその後や、退職のメリット・デメリットをご紹介します。必ずしも退職したからといって悩みが解決するわけではありません。この記事を読んで、退職をすることが本当に自分にとって最適な選択なのか是非考えてみてくださいね。
1.フルタイムのワーキングマザーが退職を考える理由
そもそもあなたが退職をしようかと考え始めたのはなぜですか?フルタイムのワーキングマザーが退職を決めたのは以下のようなことが辛いと感じていたからのようです。
⑴【フルタイムワーママが辛い理由①】全部が中途半端な気がする
フルタイム勤務で自分も周りと同じように頑張っているのに、仕事ができる時間が限られているため今までのような仕事を任せてもらえない。
一方で、仕事をしているから子供と過ごせる時間も限られ、家事も完璧にこなせない。
自分は限界まで頑張っているのに、どれも中途半端なようで周囲から認めてもらえないと心が折れてしまいます。
⑵【フルタイムワーママが辛い理由②】体力的に限界
ワーキングマザーの1日は目覚めてから寝るまでやるべきことがたくさん!忙しすぎる毎日の終わりが見えず、限界を感じてしまうことも。
2.ワーキングマザーが辛いのに退職しないのはなぜ?
ワーキングマザーであることが辛いと感じる時があるにもかかわらず、様々な不安から退職を決意できずにいませんか?
⑴何かあった時に経済的に自立できなくなる
このような事態は無いに越したことはありませんが、急な事故や病気で夫が働けなくなった場合や離婚を考える際に自分の収入が無いと選択肢の幅が狭くなってしまいます。
⑵安定した収入がなくなるので子供の学費や老後の資金を蓄えられるのか不安
なんと言ってもフルタイム勤務の魅力は安定した収入では無いでしょうか?夫だけの年収に頼るとなると、生活には困らないけれど貯金をする余裕がなくて将来へ不安を感じている方も多いでしょう。
⑶社会から離れることで孤独を感じてしまいそう
会社に所属していると出勤時や会議など、様々な場面で大人と会話をする機会がありますよね。しかし、社会から離れて家にいる時間が増えると大人と関わる機会が減って孤独感を感じることも。
子供と話す時間はもちろん楽しいですが、やはり大人との会話が恋しくなる瞬間がありそうです。
⑷一度やめたら今と同じ条件では働けないのではないか
転職市場の上限が35歳までと言われるように年齢が上がるに連れて転職がしにくくなる日本。さらに子供がいるとなると理想の条件で雇用してもらえることは少ないでしょう。 現状の雇用環境に満足していない場合はまだしも、今の職場に大きな不満があるわけではない場合、退職してしまうことへの不安を持つ方が多いようです。
このように、様々な不安がある中でワーキングマザーとして頑張り続けるのは辛いですよね。ですが、退職をすることだけが今の辛い環境を変える解決法ではありません。