厚東創氏率いる「HAJIME KOTO」がプロデュースする「アトリエ KOTO」から、パウンドケーキ2種が登場。現在、同店の公式サイトにて発売中だ。

日本では珍しいテストキッチン


東京・浜離宮恩賜庭園のすぐそばにオープンした「アトリエ KOTO」は、日本のフランス料理人史上最年少となる29歳でミシュラン二つ星を獲得した厚東創氏率いる「HAJIME KOTO」がプロデュースする、日本では珍しいテストキッチンだ。

料理人たちがベストなパフォーマンスを発揮できるよう、厚東氏自ら図面に手を入れた厨房は、創造的な調理作業を実験するラボラトリーや、次世代の若いチームを育成するアカデミー、そして世界で活躍するエキスパートが互いに情報を共有し新しいレシピを発表するサロンなど、あらゆる形態に変化するクリエイティブスペースとなっている。

厚東氏は、日本のレストランにおける厨房環境に対して問題意識を持っており、シェフをはじめとするクリエイターが最大限の力を発揮できる環境作りに尽力している。

仮説と検証を繰り返しながら導き出したデザート

今回発売されるパウンドケーキは、瀬戸内産のレモンをふんだんに使った「記憶 – シトロン」と、濃厚なチョコレートの味わいが存分に楽しめる「悦楽 – ショコラ」。

“レシピとは食材が作るもの”という理念のもと、食材と真摯に向き合い、仮説と検証を繰り返しながら導き出しされたデザートは、「アトリエ KOTO」だからこそ誕生したと言えるだろう。


プロジェクトのクリエイティブディレクターとして「SIX」の大八木翼氏を迎え、


パッケージはグラフィックデザイナーの木住野彰悟氏による「6D」が担当している。

日本の伝統的な“包み”から着想を得た形状で、神社仏閣の垂木をイメージした白とクラフトのコンビネーションを纏わせ、側面にはパウンドケーキに込めたシェフの想いが綴られている。見た目にも美しい上質なデザインで、贈り物としても最適だ。

ミシュランの味を自宅で


「記憶 – シトロン」8,640円(税込)は、瀬戸内のレモン農家、菅秀和氏が丹精込めて育てたレモンを、ほのかな果皮の舌触りを楽しめるジャムに仕立て、ケーキ生地にランダムに練り込んでいる。カットの厚みや、合わせる飲み物によって無限に変わる味わいや食感、その先に広がる繊細な余韻までが、このケーキには秘められている。


「悦楽 – ショコラ」6,480円(税込)は、ドキッとするほど濃厚な味わいと、それでいて軽やかな口当たりのふたつを調和させることによって、重たいチョコレート菓子が苦手という人にも楽しんでもらえるケーキを目指した。アステカ神話より伝わるチョコレートの誘惑に身を委ね、甘やかな余韻に浸りながら味わおう。

2種のパウンドケーキは、7月26日(金)より順次発送される。

「アトリエ KOTO」から登場したパウンドケーキ「記憶 – シトロン」「悦楽 – ショコラ」を、この機会にチェックしてみては。

■アトリエ KOTO
住所:東京都中央区築地5-6-10 1階
HP:https://atelierkoto.jp

(江崎貴子)