いいだ人形劇フェスタ実行委員会事務局は8月1日〜4日(日)、飯田市と近隣町村の約140会場にて人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ2024」を開催する。

40年以上の歴史と世界最大級の規模を誇る人形劇の祭典

飯田人形劇フェスタは1979年から40年以上続く、歴史あるイベントだ。世界最大級の規模と内容を誇るイベントとして評価されているのには、6つの理由がある。

まずは、国内外から多数の劇団が参加し、さまざまなジャンルやスタイルの人形劇が披露されるプログラムの多様さ。伝統的なものから現代的なものまで、多彩な演目がそろう。

また、フェスタ期間中は飯田市と近隣町村のさまざまな場所が劇場となり、市全体が一つの大きな舞台に。観客は、市内を散策しながら劇を楽しめる。

観客と劇団の間の距離も近く、パフォーマンス後には直接交流する機会も多く設けられている。これにより、観客は人形劇の裏側や制作者の思いに触れることができる。

地域文化を体験できるのも魅力の一つ。飯田市は古くから人形劇の文化が根付いている地域であり、フェスタを通じてその歴史や文化を体感することができる。

さらにフェスタ期間中には、子どもから大人まで楽しめるさまざまなワークショップや体験型イベントも開催。自ら人形劇を作ったり演じたりする楽しさも味わえる。

夏の飯田市を彩る大イベントである飯田人形劇フェスタならではのお祭りの雰囲気も魅力。街全体が活気に満ち、訪れる人々に楽しい思い出を提供する。

今年は400以上の公演を開催!「第43回飯田まつり」も


今年は「やろうよ みんなで」をテーマに、国内外からプロ・アマチュア・学生の劇団が参加。ヨーロッパやアジアの劇団による海外公演、伝統人形劇から現代人形まで多彩な約300の劇団が参加し、4日間で約400以上の公演が行われる。公民館や集会所、神社やお寺、保育園や学校など、普段の生活の場が劇場に変わる4日間を楽しもう。

また、昨年まで中央公園にあったメイン会場の一つ「セントラルパーク」が飯田駅前の複合施設・丘の上結いスクエア2F「ムトスぷらざ」へ移転。一日を通して人形劇公演やパフォーマンス、音楽ステージなどが楽しめる。

8月3日(土)には「第43回飯田まつり」として、中心市街地の主要商店街が歩行者天国に。11:00からは各所で縁日やパフォーマンスが行われ、17:30からはフェスタ参加劇団が人形を掲げて市民と触れ合う「わいわいパレード」が、飯田駅前中央通りにかけて行われる。18:30からは市民の連による流し踊り「飯田りんごん」が繰り広げられ、打ち上げ花火も加わって飯田の夏は最高潮に達する。