また総合司会は、フリーアナの羽鳥慎一、同局の水卜麻美アナ、くりぃむしちゅー・上田晋也が務め、恒例のチャリティーマラソンのランナーはやす子が務める。
「『24時間テレビ』といえば昨年、系列局である日本海テレビの男性幹部が8年間にわたり、会社の売上金など約1118万円を着服していたとして、懲戒解雇処分に。この着服金の中には、『24時間テレビ』で集まった寄付金約264万円も含まれていたことで世間から不信感を持たれ、番組の存続が危ぶまれていました。そのため、水卜アナややす子の起用には『好感度を利用している』といった批判も聞かれます」(芸能記者)
「信頼回復」がテーマとなる今年の『24時間テレビ』だが、「絶対に負けられない戦いとなる」と語るのは日本テレビ局員だ。
「昨年は平均世帯視聴率も歴代35位タイの11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と胸を張れる数字ではありませんでしたが、それでも視聴率2桁をキープしたことで、メインスポンサーの日産が継続を決めてくれました。しかし逆に言えば、それが来年以降も日産がスポンサードする条件でもあり、今年視聴率がシングルに転落すれば打ち切りになる可能性はかなり高い。『24時間テレビ』がなくなれば莫大(ばくだい)な売上が消え、局員のリストラが始まり、制作費の高い番組が一斉に終了する未来が見えます」