記事によると、シリーズ再始動に難色を示すキャストは多く、織田も乗り気でなかったが、柳葉が新作スピンオフ映画への出演を決めたことで、織田は「柳葉さんがやるなら……」と前向きになったという。記事には「一部で織田さんがオファーを蹴ってフジと決裂したと報じられましたが、実情は逆のようです。再来年をめどに青島刑事を主役にした続編が製作される可能性は充分にあります」と、前述の「女性自身」の報道を否定するかのような関係者コメントも掲載されている。
情報が錯綜している状況だが、ふつうに考えればフジテレビが12年ぶりに満を持して再始動させた『踊る大捜査線』シリーズが「主人公抜き」とは思えない。いくら室井慎次がファンに愛された人気キャラクターだといっても、スピンオフ映画だけで終われば「なんだったのか」と言われてしまうだろう。
ただ、56歳になった現在の織田が無鉄砲で縦割り組織のしがらみを嫌う青島刑事を演じるのは「無理がある」との意見もあり、織田本人にしても過去の人気キャラを再び演じるより、50代になった自分の味を生かせる新作に魅力を感じる可能性はある。
織田が『踊る大捜査線』シリーズに帰ってくることはあるのか。情報が錯綜しているだけに、ファンはやきもきしながら今後の動きを見守ることになりそうだ。