NGな「~申します」の使い方
正しい使い方をしっかり理解して頂けたでしょうか。正しい使い方がわかったところで、間違っている使い方も合わせて確認してみましょう。
会社などで間違った使い方をしてしまわないよう注意して使用しましょう。
①「○○と申しますと?」
相手の話をもう少し詳しく聞きたい時など「○○と申しますと?」という言葉を使う人がいますが、これは間違った使い方です。
「申します」という言葉は「言う」の謙譲語だとお伝えしましたね。相手の行為に対して謙譲語を使うのは間違っていると言えます。
もう一度話を聞きたい時には「〜とおっしゃいますと?」と言うのが正しい表現と言えます。相手の「言う」という行動に対しては、「おっしゃる」と言う表現を使うようにしましょう。
②「○○と申しますか?」
先程同様、相手の話していることに対して「○○と申しますか?」という言葉を使うのは間違っている表現になります。口にだしてみるとおかしな表現だなと感じるのではないでしょうか。
相手に対して話を聞きたい時には「お伺いする」という表現に変えるといいでしょう。丁寧に聞きたい時には「お伺いしてもよろしいでしょうか?」と表現するといいですね。
「申します」という言葉は、疑問形で使うとおかしな表現になるということが分かりましたね。話しかける相手に対して自分をへりくだる時に使う言葉なので、話している相手への質問で使うのはおかしいということですね。
特に敬語や謙譲語をビジネスシーンで間違って使っていると、相手に対して失礼に当たる可能性もあるので、間違った使い方をしないように注意しましょう。
「~申します」のスマートな使い方を身に付けよう!
「申します」という言葉について詳しくご紹介してきましたが、よく理解して頂けましたでしょうか。
ビジネスシーンや正式な場で使う言葉だからこそ、間違った使い方をしてしまうと、相手に対して不快感を与えてしまう可能性もあります。間違った使い方をせず、正しい使い方でスマートに話せるようにしっかり理解しておくようにしましょう。
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