クレジットカードのdカードは支払い金額の1%分のdポイントがもらえますが、スターバックスやドトールなどのカフェでは、ひと工夫するとポイント還元率が上がります。以下の方法を使って、コーヒータイムを楽しみながら、お得にdポイントを貯めましょう。
スターバックス──eGift購入で7%、チャージで4%還元
スターバックスでの支払いにdカードを使うと、ポイント還元率は他のお店と同じ1%ですが、dカードでスターバックスカードへオンラインチャージすると還元率は4%になり、eGiftを購入すると還元率は7%になります。
2つの方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。スターバックスカードへのチャージは、チャージ後1円単位で自由に使えますが、還元率はeGiftと比べると低めです。
一方のeGiftのメリットは還元率が高いものの、デメリットは、ドリンクチケットが500円・700円の2種類からしか選べないこと(300円のフードチケットとセットあり)です。また、お釣りが出ませんし、有効期限も4ヵ月しかありません。
最大限ポイントを貯めたいのであれば、eGiftとスターバックスカードをあわせて使いましょう。
たとえば、580円のキャラメルフラペチーノ(トール)を買うなら、500円分をdカードで買ったeGift(500円分のドリンクチケット)で支払い、残りの80円をdカードでチャージしたスターバックスカード残高で支払うといった方法があります。
ドトール──ドトールバリューカードへのチャージで4%還元
ドトールの場合は、事前チャージして使うドトールバリューカードにdカードでオンラインチャージすれば、チャージ額の4%分のポイントが貯まります。商品をdカードで支払っても還元率は1%なので、ひと工夫で3%分お得です。
チャージした残高は、全国のドトールやエクセルシオールで使えます。
マクドナルド──毎週金・土曜日はモバイルオーダーで4%還元
マクドナルドの支払いにd払いを使ったときの最大還元率は通常1%ですが、金・土曜日のd曜日にモバイルオーダーを使えば、還元率が最大4%に上がります。
3%分のボーナスポイントがつくのはd曜日キャンペーンによるもので、適用条件は「金・土曜日であること」と「モバイルオーダーを使ったd払いで支払うこと」です。
なお、金・土曜であってもレジで注文の場合は条件を満たしません。また、d曜日キャンペーンへのエントリーは毎月必要です。
文・浜崎遥翔(フリーライター/ファイナンシャル・プランナー)
薬剤師として調剤業務に従事しながら、独学でファイナンシャル・プランナーの資格を取得。ファイナンシャルプランナーの知識や自分の節約・資産形成の経験を活かした発信をしたいと思い、金融メディアを中心に執筆活動を開始。現在は薬剤師から専業ライターに転身し活動中。
編集・fuelle編集部