ファミリーコミュニケーション・ラボは、年に一度の会員向けのオリジナル記念品として『不登校 頑張っているママに寄り添う言葉 みん語録4』を制作した。

みん語録はシリーズ4作目。同法人相談役の谷田ひろみ氏が毎朝メールマガジンで発信する「みん語録」を100点収録。不登校を来した子を持つ母親を応援する「みん語録」が多くの人の心に届くことを願っている。

法人設立記念日にオリジナル記念品を毎年制作


子どもが不登校になってしまうと、学校へ行っていた時とは環境がガラッと様子が変わってしまい、多くの親は戸惑い混乱する。

学校に行けないと将来はどうなるのか、勉強しなくて大丈夫なのか、様々な不安や心配で気持ちは焦る。学校やスクールカウンセラーなどの専門家に相談しても、よい相談者に巡り合えればいいが、なかなかよいアドバイスももらえない。

「この先一体どうしたらいいの?」と心身ともに疲弊する毎日を過ごしている人も少なくないだろう。

そんな母親たちへ、「ひとりじゃないよ」「みんなで一緒に幸せになろうよ」という気持ちを届けたいと、7月17日(水)の法人設立記念日にちなみ、会員に役に立つようなオリジナル記念品を毎年制作し、7月に会員向けに発送している。

これまで制作した記念品は、8点。8点目の今年は、毎朝LINEで送られるメールマガジン「みん語録」を集めた本『不登校 頑張っているママに寄り添う言葉 みん語録4』だ。過去の1~3も大変好評だったという。

2024年度の記念品は書籍版『みん語録4』


みん語録のホッとする言葉、ハッとする言葉、子育てのヒント、母親の辛い気持ちを解放する言葉など、頑張っている母親を応援する言葉が綴られ、多くの母親の助けになっている。

今回制作した同書籍には、100点のみん語録を収録した。谷田氏がみん語録を書き始めたのは、2015年1月元旦。あと少しで10年となる。

この10年、「不登校」というものも変わってきたが、母親の子どもを想う気持ちはいつの時代も変わらない。

2024年度は、法人の夢のひとつである「子どもたちの将来を大丈夫にする」という多くの母親の願いを込めて、同書籍を発刊した。

制作には不登校現役・先輩の母親が携わり協力

制作には、同法人の世話役として活動している不登校現役・先輩の母親が携わり、企画、制作、発送をすべてボランティアで行っている。

今年は、オンライン傾聴、同法人で運営しているmixi掲示板を担当している世話役を中心に企画作成、発送は愛知の世話役が担当。世話役は全国に散らばっているので、オンラインでのやりとりを行っている。

発送には会員へのメッセージカードを添え、受け取った時に、仲間がいる、という安心感を感じてほしいと想いを込めたという。

今年、受け取った会員からは、本を受け取った感想が以下の通り届いている。

「第一印象は、かわいい~~でした。そして開いて読んでみたところ、我が家の今の状況に響くメッセージで、涙が出ました。私、子どものことわかってないよな~と思いました。子どもを思いやるメッセージに、とてもあたたかい気持ちになりました」