組織やチームを率いる上司にとって、部下のモチベーションを維持することは大きな課題です。どうすれば、部下のやる気を下げずに接することができるのでしょうか?
信頼される上司になるための言葉の扱いかたを、fumumu取材班が聞いてきました。
①「なにか困ってることある?」
「私は転職組なんですけど、昔と今で、上司への信頼度がガラッと変わりました! 昔の上司は、仕事の進み具合に対して『まだ終わってないの?』『いつ終わるんだよ』とネチネチうるさくて。
できる限りやっているのに、そんな言いかたをされたらモチベーションが下がりますよね。今の上司は、昔の上司と真逆! 仕事の進捗が振るわないときも、誰に対しても怒らずにまず『なにか困ってることある?』と聞いてくれるんです。
安心して仕事の相談ができるので、転職前より自分のポテンシャルを発揮できている気がします」(20代・女性)
②指摘には理由を添える
「仕事のやりかたを指摘するときは、理由も添えてくれるとありがたいです。『これ直しといて!』『これはこっちのほうがいい』だけだと、納得できずに不満が溜まってしまうから。
自分のやりかたじゃダメなら、やっぱり理由が知りたい。自分で考えられたらいいけど、それを教えるのも上司の仕事のうちだと思います。
『これはこういう理由で問題があるから、こっちのやりかたにしようか』と理由を添えてくれると、自分の力不足や甘さも自覚できるし、上司に対しての信頼も高まると思います」(20代・女性)