水樹奈々の人気曲ランキング

声優がリリースするCDには2種類あります。キャラクター名義でリリースするキャラクターソング(通称キャラソン)と、本人またはユニット名義でリリースする楽曲です。

水樹奈々さんの曲は後者が多く、2019年10月時点で配信限定やコラボも含めると、シングル45枚、オリジナルアルバム13枚をリリースしています。

また、2000年からは毎年ドームクラスのコンサートを実施し続け、2009年には声優として初となる紅白歌合戦に出場をしています。

歌唱力の塊といっても過言ではない水樹奈々さん。数々の楽曲の中から、人気曲をランキング形式でご紹介しましょう!

⑰「PHANTOM MINDS」

2010年1月13日発売の、水樹奈々さん21枚目のシングル。

オリコン週間ランキング1位を獲得した曲で、水樹奈々さんにとって初のシングルランキング1位獲得曲となりました。また、オリコンシングルランキング1位獲得は、声優としても初です。

水樹奈々さんが人気キャラ、フェイト・テスタロッサを演じた、劇場版『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』主題歌です流れるようなボーカルとストリングスが絡み合った、伸びやかな楽曲です。

⑯「NEVER SURRENDER」

「NEVER SURRENDER」は、2018年10月24日に発売された、38枚目のシングルです。

水樹奈々さんが出演している、劇場版アニメ「魔法少女リリカルなのは Detonation」の主題歌です。

ピアノのアルペジオが美しく、水樹奈々さんの歌声の力強さを引き立てる1曲に仕上がっています。

⑮「BRIGHT STREAM」

「BRIGHT STREAM」は、2012年8月1日にリリースされた、28枚目のシングルです。

水樹奈々さん単独名義では、最大のヒットシングルとなっていて、10万枚を突破しています。声優のシングルが10万枚を突破するのは、「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイ役で有名な林原めぐみさんの「Over Soul」以来で、11年ぶりとなりました。

アップテンポの曲で、音の高低が激しく、水樹奈々さんの歌唱力が存分に楽しめます。

⑭「METANOIA」

2019年7月17日発売の「METANOIA」は、水樹奈々さんが出演している「姫絶唱シンフォギア」5期のオープニングテーマとなっています。

ギターリフから始まるロックテイストなナンバーで、バンドサウンドと水樹奈々さんのビブラードの相性の良さを再確認できる楽曲です。コンサートで盛り上がりそうな1曲です。

⑬「innocent starter」

「innocent starter」は、2004年10月6日に発売された、水樹奈々さんの10枚目のシングルです。水樹奈々さんにとって、初の週間シングルチャートTOP10入りとなった楽曲です。

テレビアニメ『魔法少女リリカルなのは』オープニングテーマで、水樹奈々さんが作詞を担当しています。作詞にあたって、水樹奈々さんは台本をかなり読み込んでいたようですね。

爽やかなメロディと背中を押してくれるような歌詞が、ファンの中でも人気があります。

⑫「禁断のレジスタンス」

水樹奈々さんの30枚目のシングル「禁断のレジスタンス」は、2014年10月15日にリリースされました。

アニメ「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」のオープニングテーマであり、水樹奈々さんは主人公アンジュを演じています。水樹奈々さんは、作詞も担当しています。

2014年年末の紅白歌合戦でもメドレーの一部に使用され、ファンに好評を博したため、翌年リリースのアルバムではイントロを紅白バージョンに変更して収録されています。

⑪「純潔パラドックス」

「純潔パラドックス」は、2011年8月3日リリースの、水樹奈々さんにとって25枚目となるシングルです。

アニメ「BLOOD-C」のテーマソングであり、水樹奈々さんは主人公である小夜役を演じています。

水樹奈々さんのアニメ出演が決まった際、制作側から楽曲制作を依頼されたという水樹奈々さん。「過去の作詞の中でもトップ3に入る難産だった」と後に語っています。

「和」「歌謡曲」「ロック」の融合であり、アニメで水樹奈々さんが演じるのが巫女の役であることも含めて、イメージを膨らませて制作したのだそうです。

⑩「DISCOTHEQUE」

水樹奈々さんの18枚目のシングル「Trickster」。2008年10月1日にリリースされたこのシングルには3曲が入っていて、その内の1曲が「DISCOTHEQUE」です。

アニメ「ロザリオとバンパイア CAPU2」のオープニングテーマとなっていて、アニメのテイストである80年代のギャグ・ラブコメ感を色濃く反映しています。

コンサートでの盛り上がりを意識して制作され、コンサートでは冒頭部分では観客のコールが響く人気曲です。また、2019年、平成アニソン大賞にて、アーティストソングに選出されています。

⑨「SUMMER PIRATES」

2019年7月17日にリリースされた、水樹奈々さんの39枚目のシングル「METANOIA」収録の「SUMMER PIRATES」。なか卯のCMソングとなっています。

アップテンポなダンスナンバーで、サビ部分ではコール&レスポンスとなりそうな部分もあり、コンサートで盛り上がること間違いなしな1曲です。

⑧「ヒメムラサキ」

「ヒメムラサキ」は、水樹奈々さん11枚目のシングル。表題曲は「WILD EYES」ですが、4曲が収録されていて、「ヒメムラサキは2曲目に収録されています。

2005年放送のアニメ「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」のエンディングテーマとなっていて、放送された内容に合わせて、表題曲である「WILD EYES」と「ヒメムラサキ」のどちらかが流れるという仕様になっていました。

コンサートでは観客席が紫色のサイリウムで埋め尽くされ、幻想的な雰囲気になります。

⑦「TESTAMENT」

「TESTAMENT」は、水樹奈々さん36枚目のシングル。2017年7月19日にリリースされました。

アニメ「戦姫絶唱シンフォギア」の4期である「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」のオープニングテーマになっています。

激しいアップテンポなナンバーとなっていて、水樹奈々さんの力強いボーカルが際立つ楽曲です。ロックとクラシックの融合曲とも言われ、コンサートでは激しいコール&レスポンスが繰り広げられています。

⑥「WILD EYES」

水樹奈々さん11枚目のシングル「WILD EYES」は、2005年5月18日にリリースされました。

2曲目に収録されている「ヒメムラサキ」同様、アニメ「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」のエンディングテーマに使用され、水樹奈々さんが作詞を手がけています。

「ヒメムラサキ」が「静」をイメージしたバラード曲であるのに対し、「WILD EYES」は「動」をイメージしたアップテンポなナンバー。和のバトル物というアニメの内容にあわせた歌詞になっています。

⑤「深愛」

「深愛」は、2009年1月21日にリリースされた、19枚目のシングルです。水樹奈々さんの代表曲の1つともいえるヒット曲であり、人気があります。水樹奈々さんは、この曲で、声優初の紅白歌合戦出場を果たしています。

アニメ「WHITE ALBUM」のオープニングソングとなっていて、ドラマティックなミディアムバラードに仕上がっています。水樹奈々さんのしっとりとした歌声が響く、ファンにとっては外せない一曲です。

タイトルの「深愛」という言葉は、2011年に発売された水樹奈々さんの自叙伝のタイトルにもなっています。

④「Vitalization」

2013年7月31日にリリースされた「Vitalization」。水樹奈々さんにとって29枚目のシングルです。

アニメ「戦姫絶唱シンフォギアG」のオープニングテーマに起用され、2014年のコンサートでは、女性声優としては珍しい、フライングでの歌唱で盛り上がりました。

テンポがかなり速く、水樹奈々さんいわく「超ヘビー級の楽曲」だそう。こんなに激しい楽曲をフライングで生歌唱する水樹奈々さんの歌唱力には脱帽ですね。

③「Exterminate」

「Exterminate」は2015年7月22日にリリースされた、水樹奈々さんの33枚目のシングルです。アニメ「戦姫絶唱シンフォギアGX」のオープニングテーマでもあります。

タイトル「Exterminate」には「殲滅」という意味があり、アニメの内容にあわせて「熱さと鋭さを同胞した楽曲」に仕上がっています。

この曲で音楽番組「ミュージックステーション」に初出演した水樹奈々さん。声優としての同番組出演は、椎名へきるさん以来の2人目となっています。水樹奈々さんの人気や知名度がアニメファン・声優ファン以外にも広まっている証拠ですね。

②「synchrogazer」

「synchrogazer」は、水樹奈々さんにとって26枚目のシングル。2012年1月11日にリリースされました。こちらも、アニメ「戦姫絶唱シンフォギア」のオープニングテーマとして起用されています。

重厚なロックナンバーで、水樹奈々さんの力強い歌声を味わえる一曲です。このサウンドに負けない声量の水樹奈々さん、さすがですね!

①「ETERNAL BLAZE」

水樹奈々さん12枚目のシングル「ETERNAL BLAZE」は、2005年10月19日に発売されました。

水樹奈々さん出演のアニメ「魔法少女リリカルなのはA's」の主題歌となっていて、オリコン週間シングルチャートで2位となり、当時の声優名義でのシングル最高順位を記録しています。

また、日本レコード協会による2019年1月度有料音楽配信認定ではプラチナ認定さ、2019年平成アニソン大賞で声優ソング賞に選ばれました。

水樹奈々さんにとっても思い入れのある曲で、ライブでの演奏回数も多く、2015年のツアーでは歌唱回数100回を達成しています。