奈良県天理市の「光の祭典」は、約30万球の灯りが煌めく県下最大級のイルミネーションイベントです。会場には、かわいらしい動物やツリー、光のトンネルが現れ、訪れた人を楽しませます。天理駅前の公園で、気軽に鑑賞してくださいね。
天理市光の祭典とは
天理市光の祭典は、奈良県天理市の田井庄池公園で開催される、イルミネーションイベントです。約30万球もの灯りが煌めくイルミネーションは、県下でも最大級のスケールと言われています。
池のある公園には、動植物のオブジェやツリー、光のトンネルといったイルミネーションが煌めき、大人から子どもまで十分に楽しめる内容となっています。
JR・近鉄天理駅からも近く、観覧も無料と、気軽にイルミネーションを楽しむことができるため、期間中は県内を中心に多くの来場者が訪れます。
★ 2020年度の開催期間・点灯時間 2020年12月6日~2021年1月16日 17時から22時 ※小雨決行
光の祭典を楽しもう
公園を歩いて、イルミネーションを鑑賞しましょう。こちらでは、会場内の見どころを紹介します。掲載している写真は、2019年度のものですが、参考にしてくださいね。
動物・生き物のオブジェ
JR天理駅の高架下をくぐり、田井庄池公園へと歩くと、色鮮やかな灯りが迎えてくれます。入口付近には、熱帯魚やカメ、イルカといった生き物のイルミネーションが見られます。
地面には青色のLEDが敷き詰められています。海の生き物が泳いでいる様子を表しているように感じられますね。
さらに進むと、クマやうさぎのイルミネーションが見られます。可愛らしいイルミは、お子さんにも喜ばれそうですが、大人が鑑賞しても癒されるものです。
蒸気機関車
動物のイルミネーションを見たら、公園の北側に注目してみてください。こちらには、蒸気機関車のイルミネーションがあるのですが、これは、旧国鉄時代に走っていた本物の車両に装飾されているものなんです。「デゴイチ」の愛称で親しまれていたD51型蒸気機関車が光で彩られ、今でも活躍しているかのような雰囲気が味わえます。
機関車の後ろには、客車も連結されていますが、こちらも灯りで装飾されています。車両に興味のある方は、日没までに見学してみても良いかもしれませんね。
光のトンネル
再び歩道に戻って少し歩くと、とても明るいイルミネーションが見えてきます。白色のLEDが無数に使われた「光のトンネル」です。長さ20メートル以上ありそうな大きなもので、筆者が訪れた2019年度には、ハートや色のついた球の装飾もされていました。
こちらでは、訪れた多くの人が写真を撮っています。とても美しく、クリスマスやお正月の気分を盛り上げてくれるイルミネーションですので、是非記念撮影してみてください。