大厄や厄年と聞くと、自分が当てはまるか不安になったりはしませんか?そうでなくとも、厄払いに行ったり、悪運を払いたいときはありますよね。そんなときには、京都の厄払い神社はいかがですか?全国から人々が訪れる有名な神社でも、初穂料はお手頃です。特におすすめしたい8選を、京都在住のライターがご紹介します。

みなさまこんにちは!

ご当地ライター、doriと申します。

厄年、という言葉を聞いたことがありますか?

災厄や災い、をあらわす「厄」。

苦難が多いのが「厄年」であり、それを避けるために、普段より慎ましく過ごしたり、厄払いをしたりします。

男女でもタイミングが違い、また数え年で言ったり、地域でも異なることがありますが、男性は25歳、42歳、61歳。女性は、19歳、33歳、37歳といわれています。

ちょうど、厄年の頃は生活の変化や、加齢に伴い色々なトラブルが起こりやすい歳です。

そういったトラブルに気をつけるよう「厄年」があるのだと言う方もいます。

厄年であっても、そうでなくても、「ちょっとついてないな」「嫌なことが続くな」というときは、気分一新で厄払いをするのはいかがですか?

神社仏閣と言えば京都。長い歴史の中で、厄払いに有名な神社を紹介します。

国宝の本殿でお祓い「下鴨神社」

厄払いで有名な神社といえば、下鴨神社。

世界文化遺産として登録された、糺の森に囲まれたとても伝統のある神社です。

厄払いのご利益があるとしてお参りしたいのは、西殿に祀られた「賀茂建角身命」!

なんと、古代の京都を作ったと言われている神様です。

農耕を広めた神様でもあるので、五穀豊穣はもちろんのこと、導きの神様であり、勝利の神様でもあるのです。

そして、方除、厄除けにもご利益があるのだとか。

下鴨神社では祈祷も受け付けており、原則は当日の申込みです。

一万円以上でお願いすることが出来ますよ。

なんと、本殿で祈祷を受けられるんです。

国宝の本殿に入れて、自分のためだけにお祈りしていただけるなんてレア体験、せっかくだから挑戦してみませんか?

また「お祓いの社」といわれる井上社(御手洗社)も、悪い運を流すとして評判です。


下鴨神社
京都市左京区下鴨泉川町59
公式サイト:「下鴨神社」

雷の神様「上賀茂神社」

「上賀茂神社」の名前は、「葵祭(あおいまつり)」で聞く方も多いのではないでしょうか。

「賀茂別雷神社」とも呼ばれ、京都でもっとも古い神社です。

名前の通り、雷(いかづち)の強い力により厄を払うとされています。 あらゆる災難を取り除く、厄除(やくよけ)の守護神がいらっしゃるのです。

よって、厄払いのご祈祷にはぴったりの神社と言えるでしょう。

初穂料は5000円からで、厄除けの祈祷をしていただけます。

また、水を司る龍神・辰年の神様もいらっしゃり、お参りするだけでもご利益がありそうなパワースポットと言えるでしょう。

国宝や重要文化財も多く、京都に行ったらぜひお参りしたい神社です。


上賀茂神社
京都府京都市北区上賀茂本山339
公式サイト:「上賀茂神社」

あらゆる災いを払う「八坂神社」

素戔嗚命(すさのおのみこと)を主神とする「八坂神社」は、京都の街で「祇園さん」としても親しまれてます。

古来より疫病退散や民の平穏を祈られた、京都の人々の祈りの中心にあった神様です。

あらゆる災いを払ってくださるとして、強い信仰を集めています。

「祇園祭」は京都の有名なお祭りですが、それ以外にも桜や紅葉が美しく、四季折々の景色があります。

立地も京都の真ん中ですからアクセスも容易です。

ご祈祷は、初穂料が8000円以上、また15000円以上で巫女の神楽舞がつきます。

伝統ある建物で巫女の神楽舞が見れるため、ここでのご祈祷もとてもおすすめです。


八坂神社
京都府京都市東山区祇園町北側
公式サイト:「八坂神社」

乾を祀る「北野天満宮」

平安京の「乾(北西)」の守り神として創建されたことから、北野天満宮は厄除け、災難除けの社としても強く信仰されています。

2月25日の梅花祭は菅原道真公の祥月命日で、この日は玄米を配り、梅を飾ります。

これは男女の大厄を祓う意味が込められています。

人形や車形に名前を書いて流すこともでき、厄を払いたい方にはとてもおすすめです。

厄除けのお守りや御札も授与いただくことが出来ますよ。

もちろん、ご祈祷もあります。

5000円からでご祈祷をしていただくことが可能です。


北野天満宮
京都市上京区馬喰町
公式サイト:「北野天満宮」

安倍晴明由来の「晴明神社」

多くの小説や映画、漫画やドラマまで様々なモデルとして引っ張りだこの「安倍晴明」。

晴明神社は、五芒星の紋がとても印象的ですよね。

五芒星は、木・火・土・金・水という5つの元素の働きの相克を表しています。

そして、晴明神社では桔梗を元にした五芒星をご神紋に使用しているのです。

御守や御札でも、この紋が使用されており、お土産にもとても人気です。

平安時代の災厄を払った安倍晴明だからこそ、この神社では厄除けのご利益があると言われています。

ご祈祷は予約制となりますので、必ずお問い合わせの上訪れてください。


晴明神社
京都市上京区晴明町806
公式サイト:「晴明神社」

節分発祥の神社「吉田神社」

『PRIME』より引用pg
(画像=photoAC,『PRIME』より引用)

「吉田神社」では、いわゆる節分の行事を行っています。

これは俗に「鬼やらい」と呼ばれ親しまれており、例年50万人もの人が訪れるそうです。

平安朝の初期に宮中で行われていた伝統を継いだもので、全国でも珍しい行事です。

こういったことから、「吉田神社」は節分の発祥の地と言われています。 そして、節分は鬼を追い払い、災厄を追い出すものです。

魔除けの力を持つ梔子(くちなし)色のお守りや、福豆の授与など節分はとても賑やかです。

厄払いの祈祷は通年受け付けていますので、由緒ある神社でのお参りはいかがですか?


吉田神社
京都市左京区吉田神楽岡町30番地
公式サイト:「吉田神社」

方除の大社「城南宮」

『PRIME』より引用
(画像=photoAC.,『PRIME』より引用)

城南宮は都の守護と国の安泰を願って、平安遷都の際に京都の南に創建され1200年が経ちました。

引越・工事・家相などのトラブルを取り除く「方除(ほうよけ)の大社」とも言われ、家庭円満や厄除や安全祈願、また車のお祓いで有名です。

そして広々としたお庭も美しく、梅や桜、藤など、四季折々の花が咲き乱れており、観光で訪れる方も多くいます。

城南宮でのご祈祷は予約不要で、初穂料12000円以上で名前の刺繍の入ったお守りがいただけます。

また巫女の神楽舞や、鈴を振る福鈴の儀などが拝見できるのも嬉しいですよ。


城南宮
京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
公式サイト:「城南宮」

芸能人も訪れる「車折神社」

『PRIME』より引用
(画像=photoAC,PRIME』より引用)

車折神社は、芸能の神社として名が広まっており、数々の有名人が訪れています。

玉垣奉納には、落語家や漫画家、女優にトップアイドルグループまで、名前がずらり。

知っている名前を探すだけでも、楽しいスポットです。

自分で「願いごと」を書き込める「推し活」に特化したお守りのコラボもテレビや雑誌、インスタで紹介されていましたよね。

そして、この神社には「清めの社」があります。

清めの社のご神力によって、厄災を払う力が満ちていることから、厄除けの神社としても多くの方が訪れるそうです。


車折神社
京都市右京区嵯峨朝日町23
公式サイト:「車折神社」

いかがでしたか?

ここまで御覧になってくださり有難うございます♡

厄除けの神社だけでも、たくさんありますよね。

京都では歴史のある神社仏閣が多く、厄除けや厄払いのご利益をいただくことができます。

厄年や、嫌なことがあったときにはもちろんのこと、ちょっとしたバイオリズムの不調や、気分が優れないときに、観光気分でお参りはいかがですか?

パワースポットで元気をわけていただけますよ。

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