地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット1
【給料が安い・年収が下がる】
Uターン転職のデメリットその1は、給料が安い・年収が下がるということです。
生活水準は、当然ながら都会の方が高いです。まったく同じ職種・仕事内容だとしても、地元に戻った途端、年収が100~200万下がるなんてことはザラです。
手取り給与が月10万円ほどで働く正社員も多くいます。10万円が言い過ぎだとしても、総支給額13~15万で求人募集している企業はたくさんあるのが実情です。
もし給料が安いことに不満を抱いても、一度生活水準を下げてしまうと、都会の生活に戻るのは難しくなります。
生活していく上で、給与の問題は実に大きな問題です。結婚して子供がいればなおさらです。年収が下がっても地元に戻る価値や理由があるか、じっくり考える必要があるでしょう。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット2
【仕事が見つかりにくい】
Uターン転職のデメリットその2は、仕事が見つかりにくいことです。
当然のことながら、地方では求人数が減ってしまいます。やはり求人募集の全体数が多い方が、条件や年収のいい仕事に就きやすくなります。
今、政府や地方自治体が地方創生を謳っているので、地元でも少しずつですが求人数が増えてきています。
ただ、それが自分の希望する職種である確率は、依然として低いですし、やはり都会に比べて選択肢が狭まるのは事実です。
収入が少ないながらも、安定した職場環境で働くことを第一とするならともかく、こだわりの職種があるのなら、地元にその仕事があるか、きちんと確認しておく必要があるでしょう。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット3
【車社会である】
Uターン転職のデメリットその3は、移動手段として車が必須であることです。
都会から離れた地方は、たとえ政令指定都市であっても、車が必要であるケースがあります。駅まで徒歩40分も珍しくなく、近所のスーパーに買い物に行くにも車を使うのがザラです。
一家に車一台どころか、結婚して子供がいるなら、二台保有していることも少なくありません。
せせこましいながらも、家の近所にコンビニやスーパーがあったり、電車を降りてすぐ便利な施設がある都会に慣れていると、交通の便の不便さが身にしみいるでしょう。
いつの間にか身についた、都会の交通網と同じ感覚で住み始めると、毎日の職場と自宅の移動だけで幻滅してしまうでしょう。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット4
【地域特有の行事・慣習に慣れなければならない】
Uターン転職のデメリットその4は、地域特有の行事・慣習に慣れなければならないことです。
特に若者だと、この地元べったりの行事・慣習が理由で、都会の生活に憧れたという人は多いのではないでしょうか?
地元の行事・慣習になじめないと、生活していくのは甚大なストレスになります。なにせ、人間関係の濃さが地元の魅力でもあるのですから…。
結婚して子供ができても、なおさらその結びつきは強くなります。地元の行事・慣習になじむことは、地元に骨をうずめるためには必須事項と言えます。
いろいろな経験や結婚・子育てを経て、40歳を過ぎて地元に戻ると、自分が落ち着いた分、地元に密着しやすい傾向があるようです。