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「庇」の読み方をご存じでしょうか?

「屁」という字に似ていますが、「へ」と読んでしまうと失笑を買うかもしれませんよ。

熟語だと「庇護(ひご)」の「ひ」ですが、この読み方は音読みになります。

ところが「庇」には訓読みも存在するのです…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「庇」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
  2. これがあるおかげで日差しや雨を防げます
  3. 庇を貸して母屋を取られる

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね

「庇」の読み方!正解は!?

正解は「ひさし」です!

「廂」と書く場合もありますが、一般には「庇」と書かれることが多いようです。

「庇(ひさし)」とは建物の入り口や窓の上に張り出した屋根で、日差しや雨などを防ぐものです。

ヒントの3番目の「庇を貸して母屋を取られる」とは、好意で玄関先を貸したつもりがいつの間にか母屋まで取られることで、転じて「悪人に騙される」という意味。

ところで、庇と軒(のき)を混同されることがよくありますが、その違いをご存じでしょうか?

庇は入り口や窓の上に独立して設置されるのに対し、軒は外壁から飛び出した屋根部分を指します。

間違えやすいので、知らなかった人はこの機会に覚えておきましょう。

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