暮らしや人生に役立つ実用書を発行しているナツメ社は、年配の人向けに、1分間で気軽にできる筋トレメニューを紹介した書籍『一生、自分の足で歩くためのらくらく1分間筋トレ』を7月12日(金)に発売した。監修は山田実(やまだみのる)氏。

いつまでも元気に過ごしたい人へ

日本の高齢化は年々進み、2024年には総人口の3割を超えるといわれている。平均寿命も伸びているが、健康でなければ老後を十分に楽しむことはできない。

『一生、自分の足で歩くためのらくらく1分間筋トレ』は、いつまでも元気に過ごしたいと考えている年配の人に向けた一冊。人は必ず年をとり、その重ねた年齢を逆戻りすることはできない。あきらめて何もしなければ、加齢変化は早送りで進んでいく可能性があり、加齢変化をなるべく標準速度、できればスローペースにしたいと誰もが思うはずだ。


同書では、運動習慣をつけて、加齢変化を遅らせるための筋トレ法を紹介している。

かんたんにできる「1分間」筋トレメニュー


『一生、自分の足で歩くためのらくらく1分間筋トレ』では、太もも、お尻、体幹といった部位別に、1分間でできるかんたんな筋トレ法を、写真を使いわかりやすく解説。どのメニューも、ダンベルやバーベルのような道具を使うことなく、自分の体重で負荷をかけたり、身近にあるものを使ったりしてできるようになっている。

メニューは、各自の筋力に合わせてできるように、3段階のレベルに分けて紹介。筋力の弱い人や80代、90代の人でも無理なくできる筋トレを紹介している。

継続して筋トレを行うことが、寝たきりにならないためのコツだ。同書で紹介する筋トレは、決してハードなトレーニングではないので、日々の生活のちょっとした時間を使ってコツコツと続けられる。

書籍概要

『一生、自分の足で歩くためのらくらく1分間筋トレ』の定価は1,540円(税込)。仕様はB5判、96ページ、オールカラーとなっている。

目次は、「1章 年齢を重ねてから筋トレを始める理由」「2章 年齢を重ねてから始める筋トレのメソッド」「3章 毎日やりたいレベル別筋トレ」「4章 気になる部位別筋トレ」「5章 筋トレ効果を上げるライフスタイル」「6章 元気に食べるためのオーラルトレーニング」。

監修者の山田実氏は、筑波大学人間系教授。神戸大学大学院医学系研究科にて学位を取得後、2008年より京都大学大学院医学研究科助手、2010年同大学院助教、2014年筑波大学人間系准教授を経て、2019年同大学教授に就任した。専門分野は老年学で、日本老年療法学会副理事長、日本サルコペニア・フレイル学会理事、日本転倒予防学会理事、日本予防理学療法学会理事、日本老年医学会代議員、日本体力医学会評議委員などを歴任している。

『一生、自分の足で歩くためのらくらく1分間筋トレ』を参考にして、加齢変化のスピードダウンを実感してみては。

書籍詳細:https://www.natsume.co.jp/books/20212

(さえきそうすけ)