突然ですが、このランジェリーを見て、皆さんはどのように感じますか？
セクシー？それとも大胆すぎる？
パリのおしゃれなレパート『LE BHV MARAIS（BHVマレ）』にて、不意にこのマネキンに目を奪われ、そのデザインの斬新さやディティールの美しさに惚れ惚れしたのを覚えています。
こちらは『LIVY Latelier』というパリ生まれのブランド。コンセプトは、ジュエリーをまとうかのように、ランジェリー を楽しむ。このコンセプトは私の想像するパリジェンヌとぴったり。毎朝、ドレッサーの前でその日のコーディネートを選ぶように、ランジェリー を楽しむ。確かに、LIVYのランジェリーのデザインはそんな優雅なライフスタイルを演出してくれるものばかりなのです。レースのデザインはクラシックすぎず、モダンな印象を残しつつ体のラインを美しく見せてくれるように計算されたフォルム。こんなランジェリー をつけた日は背筋が自然にピン！としそうです。
とは言え、LIVYは高級ランジェリー 。上下セットだと何セットも集められるものではなさそうです。ショーツに関しては安定感のあるデザインではないため、仕事時には向かないかも…と、考えが急に後ろ向きに。
その後、ネットでパリジェンヌのランジェリー 事情について調べてみることにしました。友人のパリジェンヌはランジェリー は大事なファッションのひとつで、コーディネートして楽しんでいるそう。つまり、ハイブランドもファストファッションブランド物もミックスして楽しんでいるということですね！ランジェリー 大国のフランスだからこその返答だなと感じました。
機能性？それともデザイン？
フランスでリーズナブルなのにかわいい人気のランジェリーショップ『PRINCESSE TAMTAM』とLIVYをミックスしてランジェリー のコーディネート案を考えました！
１ 上 LIVY 下 TAMTAMとUNIQLOのコラボレーション限定品（日本での購入可能！）
ブラトップはレースでラグジュアリー。コットンのショーツなので安心で楽チン！
２ 上 LIVY 下 TAMTAM
ブラトップはセクシーなデザインでボディラインをきれいにみせてくれます。
ショーツはお腹をすっぽりと包んでくれるので安定感あり。
３ 上 TAMTAM 下 LIVY
ブラトップはワイヤーなしのゆったりした着用感なのに、ホールド力はしっかり。ショーツはバックスタイルがアイコニックなデザイン！きれいなテラコッタ色なので小麦肌を美しく見せてくれそう。
こんな感じでコーディネートすれば、ランジェリー を機能的にもデザイン的にも楽しむことができるのではないでしょうか？
誰のためのランジェリー？美しさには多様性がある
お気に入りの新しい靴を履く日はかかとのケアを怠らないのと同様、ランジェリーを新調すれば自身の体と向き合う機会になります。実はこれまで私は、自身の体と向き合うと「もっとこうなりたい」とか、「こんなデザインは自分の体には似合わない」とか、ネガティブになることがとても多く、コンプレックスがありました。
しかしフランスではフィジカルに関する表現の自由が確立されているため、美しさには多様性があると多くの人が信じています。美しさとは、そういったありのままの自分を受け入れて、そこから長所を生かすことだと考えるようになりました。
胸元を大きめに出した装いの女性がルーヴル美術館の入館を断られ抗議したニュースは記憶に新しく、女性が“どう見られるか”という議論が昨今話題になっています。
誰のためのランジェリーなのか？自分が自分らしくいられて気分がいいランジェリーを身にまとうこと－－それが自分の体を好きになる第一歩なのかなと感じでいます。フランスの来た際は自分へのお土産としてスペシャルなランジェリーを探してみてはどうですか？
■店舗情報
名前：LIVY Latelier
住所：64 rue Bonaparte, 75006 Paris
Instagram：@livystudio
名前：PRINCESSE TAM TAM
住所：パリに店舗多数あり
Instagram：＠princessetamtam
※営業時間は変更の可能性もございます。詳細はお店のホームページ等でご確認ください。
提供・PARIS mag（シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン）
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