強気設定の会費も物議を醸す要因となっている。現在の芸能界では、5000円程度がファンクラブ年会費の相場となっているためだ。

 事実、同じ大手事務所から独立した40代の女優だと、米倉涼子のファンクラブは年会費が5500円、柴咲コウのファンクラブは年会費4800円だ。また、若手で人気絶頂の今田美桜のファンクラブは5500円となっている。男性タレントだと、旧ジャニーズ事務所のファンクラブは年会費4000円で相場より割安となっていた。

 広末のファンクラブは年会費1万円超で相場の約2倍となっており、なぜこの状況でそんな強気価格にできるのか……と不思議がる声が相次いでいるようだ。

 もし会員をそれなりに集めることができても、会費に見合うだけのコンテンツを用意できなければファン離れを引き起こしかねない。自身が代表を務める個人事務所を切り盛りしながらタレントとして活動し、私生活ではシングルマザーとして子どもたちを育てるという多忙な状況でファンクラブにまで手が回るのか、他人事ながら心配になるが……。