子育て支援事業最大手JPホールディングスのグループ企業で、「アスク」ブランドを中心とした保育園を運営する日本保育サービスは、朝日学生新聞社発行の小・中学生向けキャリア教育教材『おしごと年鑑2024』に協賛している。

『おしごと年鑑』は、2016年から毎年発行されており、全国のすべての小・中学校やこども食堂、海外の日本人学校に無償配布され、授業で使われている。また、7月5日(金)より家庭向けに一般販売が開始された。

「STEAMS保育・学童」を紹介


120テーマで日本全国の有名企業・団体の仕事がイラストや図版たっぷりの誌面で紹介されている『おしごと年鑑2024』。

日本保育サービスの掲載は、昨年に引き続き6回目だ。今年は「最近の保育園や学童では、いろんな学習ができるって本当?」というテーマで、STEAM教育にスポーツを融合した同社独自のプログラム「STEAMS保育・学童」について紹介している。

日本保育サービスでは、S(科学)・T(技術)・E(工学)・A(芸術・教養)・M(数学(算数)・S(運動)を組み合わせて、子どもたちの興味・関心から学びを深める課題解決型学習プログラムを導入。各施設の保育士・放課後児童支援員を中心に、こどもたちが日常の中で見つけた疑問点から学びを発展させ、課題を解決する力、チーム力、行動力、考える力が身につくようにサポートをしている。

また「おしごと年鑑」に関連して、同社の保育事業に関する取り組みが、8月中旬頃にウェブサイト「おしごとはくぶつかん」でも紹介される予定だ。

「コドメル」の取り組みについても紹介


SDGsの取り組みとして、子育て支援プラットフォーム「コドメル」の取り組みを紹介。

日本保育サービスでは、“もったいないを未来につなぐ”をコンセプトに、全国で運営する保育園にて保護者からベビー用品・衣料品などの子育て関連用品の寄付を受け付けるBOXを設置。寄付された品々は検品し、グループ会社の日本保育総合研究所が運営する子育て支援プラットフォーム「コドメル」を通じて、WEB上でリユース品として希望者に提供している。

「コドメル」は、「まだ使えるので、できれば誰かに使用してほしい」「忙しい日々の生活の中でも、質の良い子育て商品を簡単に安く手に入れたい」といった保護者の声から生まれたもの。子育てに必要な商品をリユースすることで徹底的に資源を有効活用し、環境負荷や処理費用の削減を始めとした地球環境の保全につなげていく。

今後は、様々な企業との連携やサービス機能を拡充し、子育て世代に対して商品や様々なサービスを提供する事業を展開していく考えだ。さらに、子育て世代のみならず子育て施設の運営事業者に対して、子育てに関する様々なサービス・子育て関連プログラム・商品・専門人材の紹介や派遣等を提供するとともに、国内に留まることなくグローバルなサービス展開も計画しているという。