3.【ワーママ体験談】私達が「4大イライラ原因」を克服した方法
(1)夫への「マニュアル」を作成したAさん(39歳・5歳男の子ママ)
共働きがスタートした当初、夫は家事初心者。そこで、夕食後の片付けのみお願いすることにしたんです。
ところが、何度言ってシンクを拭かない。排水溝にたまったゴミを捨てない。捨てたかと思えば、袋に入れずダイレクトにゴミ箱へ・・・。ママからすると、考えられないようなことを平気でするんです。しかも悪気なく。
「何度言ってもなおらないのはなぜなの!?」口論になると、「忘れるし、なぜ悪いのか分からない。」と言うから腹が立つ。
そこで思い付いたのが「マニュアル作戦」!夫は理系頭で説明書が大好き。新しい家電を購入すると説明書を隅から隅まで読み漁るような人なので、そこに目をつけたんです。
「お皿を洗う」という指示だけではなく、お皿を洗った後は生ごみを処分すること。シンクについた水滴は乾拭きすること。ガスコンロの汚れもサッと拭うこと。まな板は仕上げにアルコール消毒すること。など、エクセルで一覧用を作成。しかも「なぜその行為をしなければならないのか?」理由も添えて渡しました。
すると、夫の夕食後の片付けは分ないほど完璧に!結婚8年経った今ではマニュアルがどんどん分厚くなり、ほぼ全ての家事を完璧にできるようになりました。
(2)早起きで「時間=作るもの」に変換したBさん(31歳・4歳女の子ママ)
独身時代は手帳の予定がびっしり埋まるほど、自分の時間を大切にしていた私。特に趣味のヨガは私の生きがいで、インストラクターの資格を取るほどのめり込みました。
でも、子どもが生まれてからはヨガの時間は一切なく気付けば1年が経過。保育園に預けてせわしなく働く日々が始まったのですが、私の心はボロボロになってしまいました。仕事と家事育児の両立でストレスがたまって常にイライラしてしまい、職場でも殺気立っていたと思います。
「こんな自分は嫌!どうにかしたい!」という時にヨガの存在を思い出したのですが、当時の私には悠長にヨガをする時間なんてありません。
でも、思い付いたんです。時間がないなら作ればいいと!
そこで試しに「早朝4時起き生活」をしてみると、これが最高! ヨガばかりか、家事や仕事もはかどり充実した日々を過ごせるようになりました。自分の時間がなくて辛いワーママには、是非早起き習慣をおすすめしたいです。
(3)子育てサポートサービスを活用しているCさん(38歳・3歳女の子・2歳男の子ママ)
某大手企業の総合職として働いていますが、子どもが小さいうちは「子育てサポートサービス」をフル活用することに決めています。
もともと、仕事と家事育児を両立させようと頑張っていたのですが、家事をすれば子どもとの時間が減り、子どもとの時間をとると家事が疎かになる・・・。そんな状況に困り果てていました。
当時は精神的にも辛く、いつもイライラ。夫に対して怒りっぽくなってしまい、夫婦仲も最悪でした。 これではいけないと思い、「家事はプロに任せて、残りの時間を子どもに使おう!」そう割り切ってからは随分気持ちが楽に!
もちろん、シッターさんや家事代行サービスは「お金」が掛かります。しかし、一旦仕事を辞めて育児に専念した場合、次に希望するポジションに再就職できる保障はありません。
それなら、子どもが小さい数年間は少々お金を掛けてでも今の仕事を続けたい!というのが私の考えでした。
いかがでしたか?先輩ワーママ達のイライラ解消術は小手先のものではなく、イライラの根本原因を解決するアイディアでしたね。 自分が何にイライラしていて、生活のどの部分を改善すれば心穏やかに過ごせるのか?今一度振り返ってみましょう。
4.イライラ感情を沈めるキーポイントは脳!
イライラの根本原因を改善すると同時に、怒りの感情を抑える「6秒ルール」を実践するのもおすすめです。
実は、人がイライラ怒りっぽくなる感情はトレーニング次第で抑えることができます!
感情をコントロールするのは「前頭葉」なのですが、前頭葉は急に沸き起こる「怒り」にすぐさま対応できません。そのためイライラしたらカッとなり、大声で怒鳴ってしまうのです。
そこを逆手にとるのが「6秒ルール」!前頭葉は6秒程度で本格的に動き始めると言われています。イライラを感じたら「6秒」待てば、湧きあがる感情を自制し正常に処理できる可能性が高まるのです。
- 部屋を出て一人になる
- 水を飲む
- 深呼吸をする
- 相手の言葉を受け流す
など、イライラを自制する6秒間を稼ぎましょう。
5.イライラしない人はいない!自分を責めずゆったり構えよう!
イライラした気持ちを家族にむきだしにしてしまうと、落ち着いた後に猛烈に後悔しますよね。「私ってどうしてこんな風なんだろう・・・。」と、落ち込む人もいるでしょう。
しかし、ワーママに限らずこの世にイライラしない人なんていません!
①イライラの根本原因をみつけて解決する
②「6秒ルール」などイライラをかわす方法をみつける
この2つを意識して、イライラ感情とうまく付き合っていきましょう。
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