『新宿野戦病院』第2話は飯テロ回?
同ドラマは、宮藤官九郎による完全オリジナル脚本。新宿・歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」を舞台に、小池演じるアメリカ国籍で元軍医のヨウコ・ニシ・フリーマンと、仲野演じる美容皮膚科医・高峰享が、“ワケあり”な登場人物たちに“命”の尊さを投げかける救急医療エンターテインメントとなっている。
※以下、『新宿野戦病院』第2話のネタバレを含みます。
第2話では、「聖まごころ病院」に鎮痛剤を過剰摂取した“トー横キッズ”の少女・マユ(伊東蒼)たちが搬送される中、ヨウコはスマホを充電するためにホストクラブへ入店。ホストのダイスケ・ダルメシアン三世(細貝圭)にシャンパンタワーを入れるが、その光景を見たダイスケの客・リリカ(寺本莉緒)が激昂し、ビルから飛び降りようとする。
ヨウコはリリカを思いとどませるため、ビルから飛び降りても簡単には死ねないことを説明。「死なん。なぜなら、ここにわしがおるからじゃ」と、どうしたって死ねないと説得し、リリカは落ち着いたものの、その場にいたダイスケが足を滑らせビルから落下してしまう。
ヨウコらの適切な処置により、足を切断する事態を免れたダイスケだが、ダイスケの事故を把握していたマユが彼の安否を確認すると、ヨウコは「あれぐらいじゃ死にはせん」「心が弱くても体は強い」「人間の生きようとする力、なめんな」と発言。
さらに、鎮痛剤を過剰摂取したことを謝罪するマユに、ヨウコは「おめえの勝手じゃ、好きにしたらええ。じゃがわしがおる限り、命は助ける。なんべん死のうとしてもぜってえ助ける。わしの勝手じゃ」と伝えるのだった――。