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今回の難読漢字は「葛篭」「遐い」「模糊」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「葛篭」

「葛篭

これ、何と読むかわかりますか?

 

わかる人にとっては簡単な漢字かもしれません!

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「葛篭」読み方のヒント!

「葛篭」は、とある物の名前です。

昔話に出てくるので、実際に見たことがなくても

名前は知っているはず。

 

ヒントはひらがな3文字!

「〇〇〇」の中に入る言葉を考えてみましょう!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「葛篭」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「つづら

です!

 

「葛篭」は、

「ツヅラフジのツルを編んで作ったふた付きのカゴ」のこと!

 

このように書くと、思い浮かべにくいかもしれません。

もっとわかりやすいのは、昔話の舌切りすずめ!

すずめを助けたお爺さんが、お礼にお宝をたくさんもらいますよね。

そのお宝が入っているのが「葛篭」です!

 

昔使われていた道具のように感じますが、

実は現代でも使い勝手がいい代物なのだそう。

なんでも葛篭には防虫防湿効果があり、

着物や書類などの保管に適しているのだとか。

 

ただ残念なことに、昔ながらの葛篭を作れる職人さんは

少なくなってきているそう。

そのため希少価値も上がっているそうです。

 

昔話にも出てきて、今も使われている「葛篭」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

2問目はこの漢字!「遐い」

「遐い」の読み方をご存じですか?

「遐」は「暇」という字に似ていますが「ひまい」とは読みません。

それでは、どのように読むのでしょうか?

「遐い」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「と○い」の3文字
  2. 訓読みです
  3. 離れている、という意味があります

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「遐い」の読み方、正解は・・・


正解は

「とおい」

です!

「とおい」には「遠い」という漢字がありますが、「遐」には「はるか」という訓読みもあり「はるか遠い」という意味になります。距離だけではなく時間や文化が離れた意味として使われることもあり、「遠」よりもさらに広大なイメージがあります。

「遐」を使った言葉はいくつかありますが「遐寿(かじゅ)」はものすごく長寿であること、「遐福(かふく)」はとても大きな幸せ、永遠の幸福という意味があります。いずれも縁起の良い言葉として書道などで使われることがあります。いずれも「遠」という文字で置き換えるのは難しい表現ですね。

同じ読み方があって、似たような意味だったとしても、普段と違う漢字が使われている時は何か特別な意味が含まれていることが多いです。もし「遠い」ではなく「遐い」という表現を見かけたら、その字を使った意味について考えると面白いのではないでしょうか。