味は悪印象を覆すハイレベルな味わい!
正直、最初のお通しの流れや、待ち時間が多かったこともあり、期待値が下がってしまっていたランチでしたが、味はそれまでの悪印象を覆すようなクオリティで驚がく。
「北海道産豚肩ロース味噌焼き」は肉の大きさや熱さこそそれほどでもありませんが、しっかりと甘辛の味噌が染みている上、脂身と赤身のバランスが良いハイレベルな味わい。そのままでもご飯のおかずとしても最高のおいしさでした。
筆者が住んでいる埼玉県にも、秩父地方の名物として豚の味噌漬けがあるため、ちょっと採点を厳しくしようと思っていたのですが、秩父のものに比べるとマイルドな味わいで、これはこれでかなりアリというのが率直な感想です。
ご飯も居酒屋にしては(という言い方をすると失礼かもしれませんが)、しっかり粒が残る硬めの炊き具合で、個人的な好みとジャストフィット。豚肩ロースとご飯の両方ともクオリティが高かったため、かなり満足のいく食事になりました
味噌汁や漬物に関しては特筆するべき点はありませんでしたが、サラダは小鉢というにはかなり多めの量で、ヘルシーな感じがしてこちらも好印象でした。卓上調味料も醤油、塩、七味、ラー油とそれなりに豊富にあったことから、“味変”も十分に対応可能なのも評価すべき点です。
筆者は今回、「北海道産豚肩ロース味噌焼き」についてきたマヨネーズを、食べきった漬物の皿でラー油と合わせてラー油マヨを作成。千切りキャベツと豚肉をご飯の上に乗せ、その上にラー油マヨをかけた「ピリ辛マヨ豚丼」を作って楽しみました。“味変”がしやすいのは筆者的には大いに評価できます。