いかにも好青年なハンサムぶりが魅力的な俳優、ジョシュ・ハートネットが気になるという方もいるでしょう。一時期は話題作で頻繁にその姿を見かけたものの、最近はあまり見ないと感じている方もいるかもしれません。そこで今回は、ジョシュ・ハートネットの現在やプライベート事情、出演作などについてチェックしてみます。
ジョシュ・ハートネットのプロフィール
ジョシュ・ハートネットは1978年7月21日にアメリカのミネソタ州セントポールで生まれました。本名はジョシュア・ダニエル・ハートネットで「Joshua Daniel Hartnett」と綴ります。ミドルネームを抜かした本名をアレンジした名前で俳優活動を行っています。
ニューヨーク州立大学パーチェスカレッジに通っていたものの中退しています。12歳の頃からベジタリアンとなり、2003年に動物の権利団体PETAから「世界で最もセクシーなベジタリアン」に選出されたこともあります。
俳優として活動しているだけでなく、「Roulette Entertainment」という映画製作会社を俳優のエルデン・ヘンソンと共に設立し、映画やテレビのプロデューサーとしても活動しています。
ジョシュ・ハートネットの現在は？
ジョシュ・ハートネットは現在何をしているのか、どんな作品に出演しているのか気になる方もいるでしょう。ここでジョシュ・ハートネットの現在についてチェックしてみましょう。
現在①人気絶頂中に映画界から姿を消す
ジョシュ・ハートネットは1990年代から2000年代に活躍し、日本でもそのイケメンぶりに心を奪われた女性も多かったようです。しかし2010年代からその姿をスクリーンで見る機会が減り、一時期は映画界から姿を消したともいわれていました。
特に2012年から2013年にかけての約18カ月間、映画界から一時的に距離を置いていました。俳優として常にカメラの前でほほ笑む自分ではなく、ありのままの自分に戻って子供時代から知る友人などと交流を図りながら、リフレッシュしていたようです。
それまでそのハンサムな外見から、どうしても偏った役柄のオファーが多かったらしく、本来の自分とのずれを感じていたようです。人気絶頂中は、プライベートでも常にパパラッチに狙われるなど私的な時間を楽しむのが難しかったのでしょう。
この故郷のミネソタで過ごした18カ月間の休養は、彼の精神面での健康を保つためにも、彼にはなくてはならない時間だったに違いありません。
現在②『スパイダーマン』『スーパーマン』のオファーを蹴る
ジョシュ・ハートネットはかつて『スパイダーマン』や『スーパーマン』のオファーを蹴ったことでも知られています。2006年に公開された映画『スーパーマン リターンズ』では主役のスーパーマン役を打診されていたにもかかわらず、蹴ったと過去にインタビューで語ったことがあります。
それ以外にも『スパイダーマン』や『バットマン』のオファーを蹴ったという事実も明らかにしており、ファンとしては残念に思った方も多いようです。オファーを断った理由について、その作品以降、演じる役が限定されてしまうことを恐れ、良くも悪くもその役のレッテルを貼られたくなかったそうです。
こういったヒーロー役は誰でもこなせるわけではないので、部外者としては残念に思う反面、自分の将来を深く考え真摯な決断を下した彼のメンタリティの強さに感心する人も少なくないでしょう。
現在③2013年に復帰後は精力的に活動
約18カ月間の休養を経て、ジョシュ・ハートネットは2013年に俳優業に復活しています。復活後最初の作品となったのは『タイム・ラヴァーズ 時空を繋ぐ指輪の物語』でした。
日本では劇場公開はされず、ネットでの評判を見てもいまいちと感じたファンもいたようです。日本ではWOWOWで放映されたようなので、探してみるのも一案です。
現在④最新作は『キャッシュトラック』
ジョシュ・ハートネットの最新作は2021年公開の『キャッシュトラック』です。この作品は今やアクション俳優として名高いジェイソン・ステイサムを主役に据え、ガイ・リッチーが監督をした話題作で、見どころ満載です。
予想外の展開に、最後まで目が離せません。ジョシュ・ハートネットはフォーティコ・セキュリティ社のドライバーの一人、デイヴを演じています。ジェイソン・ステイサムが演じるパトリック・ヒル、通称『H』とコンビを組んだ日に強盗に襲撃されるという注目シーンもあります。
『キャッシュトラック』にはほかにもホルト・マッキャラニー、ジェフリー・ドノヴァン、スコット・イーストウッドといった有名俳優陣が揃っているので、特にジョシュ・ハートネットのファンではない方でも十分に楽しめるエンターテイメント作品です。
