正負の法則はなぜ訪れる?

正負の法則とは?良いことがあれば悪いこともある?対策をご紹介!
(画像=『Sorte plus』より引用)

ここまで説明してきた正負の法則ですが、そもそもどうして「正負の法則」の通りに、人生では均衡を保ちながら良いことが起きたり悪いことが起きたりするのでしょうか。ここからは、正負の法則が訪れる理由をご紹介します。

手に入れたものの代償はいつか支払う

正負の法則とは?良いことがあれば悪いこともある?対策をご紹介!
(画像=『Sorte plus』より引用)

誰しもが羨むような大金持ちや成功者など、側から見ると多大な幸せを感じているように見える人がいますが、そのような人は、実は人生の裏側であらゆるマイナスを抱えているものです。

成功の只中にある人が、一番大切な人を失ったり、莫大な富を築いた人が詐欺に遭ったりと、その例は枚挙にいとまがありません。何かを得るなら何かを失うことになりますし、代償もなしに成功を手中にし続けるということはできないものです。

例えば、多くの人からの注目を集めている人は、賞賛ばかりを浴びているように見えるかもしれませんが、必ずその注目の度合いに伴って敵意を持つ者が現れます。お金持ちになっても、それを目当てに寄ってくる人がいたり、従来の人間関係が破綻してしまうことがあります。

目に見えるものだけが全てではありませんから、羨ましいように見える人がいても、それを妬むということは無意味なのです。見えていないところで、成功者はそれ相応に負を抱えており、切実に悩んでいることでしょう。

成功している人の多くが悪いことを経験している

正負の法則とは?良いことがあれば悪いこともある?対策をご紹介!
(画像=『Sorte plus』より引用)

世間で成功している人や活躍している人は、そのほとんどが過去に憂き目にあっています。初めから恵まれた環境に生まれて、何一つ不自由ない人生を送ってきたのだろうと思える人でも、辛い過去をたくさん背負っていることがあるのです。

例えば、その著書で「正負の法則」について度々言及していたり、「正負の法則」という書籍を執筆されている美輪明宏さんは、幼い頃アメリカによって原子爆弾を投下された長崎の地に居合わせたことで、この世のものとは思えないほどの地獄を体験しています。

その後も単身上京して非常に苦労されていますし、何よりも自身の性の不一致による周囲からの差別や偏見の目に容赦なく晒されてきました。今でこそ「ジェンダーを超えた生き方の先駆け」と尊敬されていますが、その道を切り拓いた方だからこその苦労があったのです。

また容姿端麗に生まれても、それがきっかけで犯罪に巻き込まれたり、嫉妬の目を向けられて迫害されてしまうなど、あらゆる困難に見舞われるということは「美人薄命」という言葉が証明しています。

ですから、今どうしようもなく辛い目に遭っていたとしても、これから成功する可能性を秘めていると思えば気が楽になるのではないでしょうか。ただし、成功する人はただ辛い出来事を体験するだけではなく、努力を積み重ねてきたということは言うまでもありません。

正負の法則を理解して人生に活かしましょう!

正負の法則とは?良いことがあれば悪いこともある?対策をご紹介!
(画像=『Sorte plus』より引用)

正負の法則をしっかりと理解すれば、人生をより良く生きることができるでしょう。いつも頭の片隅に「正負の法則」を置いておいて、良いことが続いた時や気が緩んでしまいそうな時は、意識して努力を積み重ねるようにしてみてください。

提供・Sorte plus