◆全力でやれば変われるという希望
――美容整形を受ける前の自分や、これから美容整形を受ける人に伝えたいことはありますか?
「整形する前は本当にかわいくなれるのかとか全くわからなかったし、失敗したらどうしようみたいなこともすごく考えていたんですけど、今だから言えるのはあの時勇気を出したおかげで人生が変わったということですね。
前向きに生きれるようになったり、当時からは考えられないようなことに挑戦できていたり、整形してよかったと思える今があるので、そのまま突き進んで欲しいというのは昔の私には伝えたいですね」
――当時のみこぴさんが勇気を出したからこそ今があるんですもんね。
「そうですね。あと、整形について発信していると本当に自分の顔が嫌で整形しても可愛くなれる気がしない…という相談を送ってきてくださる方もいるのですが、私のビフォーアフターを見ていただければ、こんなに変われる可能性があるということを知っていただきたいです。
お金を貯めたり、ダウンタイムを乗り越えたり、大変なことはあるけれど、それを乗り越えて、全力でやればが「これだけ変われるんだ」と、少し勇気をもらえるんじゃないかなと思います。顔の系統を変えることを含めて、頑張れば理想に近づけるということを、私の変化を見て勇気持ってもらいたいです」
――素敵です。ちなみにSNSで整形前後の自分について発信しているのはなぜなのでしょう。
「自分が初めて整形をした頃って、今ほどSNSも盛んではなかったので、情報収集をするのも難しいし、誰に相談すればいいのかも分からなかったんです。だから、自分がリアルな体験談とかをSNSとかで発信することで、ちょっとした安心材料にして欲しいというか、整形初心者の方が間違わないようになるための、ちょっとした指標にしてもらえたらなと始めました。
あとは元々表舞台に憧れていたからYouTubeを始めたという安直な理由もあるんですけど、やっているうちにお礼の言葉や相談事、嬉しい言葉もいただけるようになって、私の体験談で役立つ人や安心できる人がいるんだったら、それはすごくいいことだなと思って発信しています。元々私は別に周りに整形を隠しているタイプではなかったので、整形をもう全国的に発信しても別にいいんじゃないかと思ったのもありますね」
――今後も整形は続けますか?
「骨切りに関しては、輪郭3点をもう1度やって、もう終わりたいなと思っています。1回目はナチュラルな変化を求めてやって、それで満足していたんですけど、ルフォーをやって顔が縦に短くなったことで余白が気になるようになっちゃって。なりたい顔の方向性がしっかり定まった今、より理想に近づくための最後微調節みたいな感じでやろうと思ってます。
それをやった後も、続けていくとは思います。もはや趣味みたいなもので苦ではないし、もっとドールに近づきたいので、まだまだ終わらないです」
――最後に今後の展望を教えてください。
「今後はまだ整形を続けていくと思うので、それをゆるゆると発信しながら、皆さんの悩みに寄り添えたらと思っています。あとは、整形だけじゃなくて、昔からものづくりとか、絵を描いたりすることがすごく好きなので、ゆくゆくは自分のルッキズムに対するものをコンセプトにした作品作りをしたいなと思っています。今はまだ整形が終わっていないので働きまくりますけどね!」
――冷静で真面目なみこぴさんらしいですね。
「本当は今すぐにでも、ものづくりをやりたい気持ちはあるんですけど、私の中で1番軸になってるのがやっぱ整形だし、そこを我慢して他のことをやるのって、私的にも多分ストレスだと思うんです。いろいろなことをやると、多分私は全部中途半端になっちゃうと思うので、当分は整形の発信をしていきたいなと思います」
【顔面課金みこぴちゃん!!】
YouTubeやTikTokなどのSNSで自身の生計体験を発信している。ドールになるため1000万かけて整形中。
YouTube/TikTok/note/X(旧 Twitter)
【瑞姫】
1994年生まれ。奈良県出身。エンタメメディアでの芸能ライターとしての経験を経て、フリーランスのライターに。主にエンタメ・トレンド系の取材・インタビューを中心に、恋愛コラムの執筆を行っている。フォロワー数4.5万人のTwitterでは恋愛・美容系について発信する、インフルエンサーとしても活動中。漫画と散歩と猫が好き。
Twitter:@mizuki32k