身内の不幸の会社への伝え方とは?
ここまで会社に身内の不幸を伝える時に、注意するべきことについてお伝えしてきました。
ここからは実際に会社に伝える時の注意点についてお伝えしたいと思います。
実際に会社に身内の不幸を伝える時には、直接伝える場合、電話で伝える場合、メールで伝える場合があります。
それぞれについてみていきましょう。
【身内の不幸の会社への伝え方①】直接伝える場合
まず最初に身内の不幸を会社で直接伝える場合です。
わざわざ会社まで出向いて、身内の不幸を報告することはないかと思いますので、この場合は会社で身内の不幸の連絡を受けた場合になるでしょう。
とりあえずこの時には取るものもとりあえず、駆け付けなくてはいけないのですが、最低限、その日の仕事の引き継ぎと、迷惑をかける事への申し訳なさはきちんと伝えましょう。
あなた自身もパニック状態になってしまうのは、年配の人がいればわかってもらえるので、仕事は最低限のことだけ片づけてすぐに駆け付けることが大切です。
【身内の不幸の会社への伝え方②】電話で伝える場合
次に身内の不幸を電話で伝える場合の言い方です。
電話で身内の不幸を連絡する、というのは一番気を付けなくてはいけません。
というのはズル休みの言い訳に一番使われる連絡手段だからです。
ズル休みだと思われないようにするためには、どこに住んでいる人か、自分とどんな関係の誰が亡くなったのか詳しく伝えて、葬儀の日程や休みをもらいたい期間を詳細に明確に伝えます。
そうすることで嘘を吐いていないと信用してもらうことができます。
かなり言い方に気を付けて詳細に伝えても、嘘つきだと思いたい人は思ってしまうものなのですが、そこはそういう人もいると諦めた方がいいでしょう。
仕事上の指示や引継ぎもしたい場合には、電話では齟齬が起きてしまう可能性もあります。
メールで詳細を送ることを伝えてから、時間を見つけてメールを送信しましょう。
【身内の不幸の会社への伝え方③】メールで伝える場合
最後にメールで身内の不幸を伝える場合です。
いきなりメールやLINEで身内の不幸を会社に伝えるのはとても失礼になります。
メールやLINEをする前に、必ず電話で上司には一報を入れておきましょう。
その上で、電話をした時に葬儀などの日程が決まっていなかったりした場合には、メールで伝えます。
会社からの葬儀への参列や香典を遠慮したい場合には、電話で伝えられていなければ、その旨もメールで伝えておきましょう。
また仕事の指示や引継ぎについては、メールで伝えるようにします。
自分が休むことで会社だけではなく、取引先や顧客との打ち合わせや会議を延期したり、プロジェクトの進行の遅れ、一時的に担当者が代わることがあれば、取引先や顧客にもその旨をメールで伝えます。
その際には私事で迷惑をかけることへの謝罪の旨と、香典などは遠慮したい旨もメールに書き添えることが大切です。