親世代を応援するクラウドファンディングを実施中


さらに入間市では、子育てをするパパママを全力で応援するため、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを開始している。


入間市が実施している「両親学級」に参加する親世代の多くは、少子化により異年齢のほかの子どもと触れ合う機会が少ない環境で育った世代が多くなっているという。

また、核家族化や地域コミュニティの希薄化などにより、身近に出産や育児に対するロールモデル(参考となる人物)がおらず、具体的な子育てのイメージの形成が難しく、気軽に相談できる相手もいないなど、子育てに対する不安を持ちやすい傾向にある。


今回のクラウドファンディングでの寄附金は、実施事業等で活用する沐浴人形や、体験用マタニティーグッズ等の購入費の一部に活用される。同プロジェクトを通じ、妊娠期から親に寄り添い応援することで「一人にさせない!」という強い思いを持ち、さまざまな取り組みをさらに充実させていくという。


入間市の杉島理一郎市長は「(前略)親が安心して子どもを生み育てられる生活環境を整えることは、育児の孤立を防ぐために必要です。この取り組みを通じて、多くの親に『一人ではない!』と感じてもらうために、皆様からのご寄附によりさらに充実させたいと考えています。ぜひ、一人でも多くの家庭が安心して妊娠、出産、子育てができるよう、皆様のご協力をお願いいたします」とコメントを寄せている。

今回のプロジェクトの期間は、5月31日(金)~7月15日(月)の46日間。目標金額は100万円だが、目標金額に達しなかった場合でも、寄付金の使い道は変わらない。


入間のパーパスは「心豊かでいられる『未来の原風景』を創造し、伝承する」。社会情勢が目まぐるしく変化していく現代社会において、従来の縦割り組織や計画等では対応しきれない場面も出てきている。これに柔軟に対応し、心豊かでいられる社会を入間市発信で創っていくために、新たな切り口からまちづくりに取り組んでいくという。

子育てに励む親世代を支援する、入間市の取り組みを応援しよう!

ふるさとチョイス:https://www.furusato-tax.jp/gcf/?header
プロジェクト名:親を全力で応援し、一人にさせない!【安心して子育てできる入間市にしたい】

(田中彩文)