就活で必須となる証明写真。就活では外見や印象で判断されることも少なくなく、なにかと難しいのが証明写真でのメイク。「どれくらいのメイクであれば許されるのか?」「カラコンは?」などと悩む方も多いのではないでしょうか。今回は証明写真で好印象を与えられるメイクのやり方、合わせて服装・表情・髪型について解説します。

証明写真のメイクは?

誰しも一度は撮ったことがあろう証明写真。できるだけ綺麗に撮影しようと工夫をしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。

薄いメイクでもカラコンを付けて顔を華やかにする人もいますよね。カラコンは女性だけではなく、男性も付ける時代になっていますから、オシャレに敏感な人は特にカラコンなしでの証明写真に頭を抱える人もいるでしょう。

女性によってもメイクの仕方は色々ありますが、証明写真を撮る際は「濃いめになりすぎないように」気を付けている人も多いかもしれません。

しかし、濃いめのメイクと薄めのメイクの境目はどこでしょうか。公共の場に適したメイクなどは学校で勉強するわけでもありませんから、いくらメイクが女性のマナーだとしてもいきなり用途に合わせたメイクができるはずがありません。

今回は濃いメイクにならないように、証明写真にふさわしい範囲のメイクをご紹介します。

証明写真を撮るときのメイク方法!

ベースメイクからリップまで、1つずつポイントを押さえながらご紹介していきます。

①ベースメイク・コンシーラー

ベースメイクはカバーする部分とそうではない部分をはっきりさせて、明暗を出し、立体感が出るようにしましょう。

また、ニキビやクマなどがある場合は印象を悪く持たれる可能性があるので、コンシーラーでしっかりと隠しておきましょう。

ニキビには緑色のコンシーラーを、クマにはオレンジ色のコンシーラーを使い、その上からファンデーションやファンデーションに近いコンシーラーで叩くように塗りこむと、キレイに消えます。

②眉毛

眉毛は鏡で見た時、ちゃんと左右対称になっているかを確認しましょう。 形も強い印象を与えるつり眉よりは、アーチ状の柔らかい印象の眉毛の方がオススメです。

眉頭が一番薄くなるように、眉尻からアイブロウペンシルを小刻みに動かしながら、自前の眉毛の足りない部分を描いていきます。 1本1本を丁寧に描き足すイメージで描いていきましょう。

③アイシャドウ・涙袋

アイシャドウは肌馴染みの良いブラウン系のカラーを選びましょう。普段よりも薄めに広げ、グラデーションにムラがないように気を付けると、自然な陰影がつき、濃くもならないので◎

涙袋は一旦コンシーラーである程度描いてから、ピンク系のアイシャドウなどで境目をぼかすイメージで塗り重ねると、ナチュラルな涙袋が出来ます。

④マスカラ

まつ毛はビューラーで軽めに上げておきます。マスカラはロングタイプやボリュームタイプは控えて、ナチュラルに仕上げられるものを選び、塗りましょう。

まつ毛が元からはっきりとしている方は、ビューラーで上げたあとはマスカラ下地だけでも構いません。

⑤アイライナー

アイラインは目の際に細く、少しだけ引きます。いつもはもう少し引くな、という部分の半分以下くらいの目安で引きましょう。

⑥チーク

チークは血色感を出してくれるアイテムです。あまり濃すぎない、肌馴染みの良いベージュ系のピンクやオレンジなどで血色感を足しましょう。

チークの位置は高すぎると幼く見えてしまい、反対に低すぎると老けている印象に見えます。頬の出っ張っている部分にチークを薄く塗り、都度鏡で濃いめになっていないか確認していきましょう。

ふんわりとした淡いピンクなどは幼いイメージになってしまうため、避けた方が無難です。

⑦リップ

証明写真のメイクは?就活で好印象に見られるコツ!
(画像=pixabay Photo bymt_manhtri、『lovely』より引用)

リップは健康的な印象を与えるために、チークと同じく血色感の出るコーラル系の色を選ぶと◎ マットタイプは派手な印象を与えるため、透け感のあるリップを選びましょう。

唇の最もぷっくりとしている箇所に口紅を乗せていき、唇の境目までしっかりと筆を使って細かく塗布していきます。あとは唇の上に残った口紅を周りに馴染ませていけば就活生らしい華やかでありつつも清楚なメイクに仕上がります。

⑧カラコンは?

目を大きくさせるため、カラコンを入れたいと思う方も多いのではないでしょうか。

就活時にはカラコンはNGです。面接するときに顔を良く見られるので黒いカラコンだとしても先方から見ると真面目な印象に見えなくなってしまいます。