整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

君たちはどう生きるのかい?

「おっさんずラブ-リターンズ-」というドラマが大好きです。でも、今回はその内容ではなくタイトルのお話です。

第7話のタイトル、「君たちはどう生きるのかい」に心を持っていかれました。もちろん、「君たちはどう生きるか」(書籍、映画)がもとになっているタイトルですね。

でも、

君たちはどう生きるか

君たちはどう生きるのかい

この「の」と「い」があるとないではまったく受け取る印象が違う! とびっくりしたのです。

君たちはどう生きるか

かなり、覚悟を試されている気がする。

君たちはどう生きるのかい

ねぇ、どう生きたいの? とゆるく聞かれている気がする。

これにさらに「?」をつけてみましょう。

君たちはどう生きるか?

さらにしっかり考えて答えないと許されなさそうです!

でも、

君たちはどう生きるのかい?

だと、ユーモアすら感じます。親しみやすい人生の先輩から、にこやかに問いかけられているような。緊張することなく、
「そうですね…自分でもまだわからなくて」と素直に本音を言えそうです。

たった2文字でこんなにも、ニュアンスが変わってしまう日本語っておもしろいなぁ…。この2文字や「?」「!」をつけたり外したり、それぞれどう伝わるのか考えたり。文章を書くのってやっぱり楽しい、と改めて思いました。

そして、もし若者に問いかけるとしたら、

「どう生きるか?」

より

「どう生きるのかい?」

とたずねる年配になりたいな、とも思いました。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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