meepaが、東京都中野区の新渡戸文化子ども園において、2024年下期より「みーぱのじかん」を本格導入。年長児童に対する多様な体験レッスンを提供し、学園全体の教育目標である「Happiness Creator(自分も他人もしあわせにできる力を創造する/幸せをつくる人になる)」に基づき、子どもたちの自己肯定感や非認知能力の育成に取り組む。

新しい体験をし好きを見つけるための新サービス


「みーぱのじかん」は、保育園・幼稚園・こども園や学童といった施設に通う子どもたちが、毎週新しい体験をし、好きを見つけるための新しいサービス。園から預かった時間枠に対して、meepaと提携する多様な習いごと事業者等を派遣し、出張レッスンを提供し、「みーぱのじかん」を通じて、meepaのミッションである「子どもの本当の好きに出会う」の実現を目指す。

「みーぱのじかん」は、meepaが採択された経済産業省Edvation Open Lab 2022(次代のEdTechイノベーター支援プログラム)から生まれた新サービスだ。

全ての関係者にとって価値ある場づくりを追求


また、「みーぱのじかん」では、全ての関係者にとって価値ある場づくりを追求。園に子どもたちを通わせる忙しい保護者は、今まで通り園に通わせるだけで子どもたちが多様な体験をし、本当の好きに出会える可能性が高まる。

一方、園関係者は、企画や運営の追加負担なしに、地域で選ばれる園になるための魅力を付加することが可能に。習いごと事業者は、スキマ時間の有効活用やPR・集客効果による増収が期待できる。

教育のシンボルは「Happniness Creator」


「みーぱのじかん」を導入する新渡戸文化子ども園は、5歳児までの未就学児を預かる保育園も兼ね備えた、1・2歳児保育も行う私立幼稚園。子ども達の非認知能力の醸成や、自律型学習者への成長を応援している。


同園では、「Happniness Creator(自分も他人もしあわせにできる力を創造する/幸せをつくる人になる)」を教育のシンボルとし、自己肯定感や非認知能力を育むための幼児教育、子どもたちが自ら学ぶためのプロジェクト保育などに尽力。また、ペアレンツサポートにも力を入れて、親子にとって通いたくなるようにアップデートしているという。

子どもにも先生にとってもより良いプログラム

昨今、同園では、子どもたちに習いごと・お稽古ごとの機会を多く作り、「デイリープログラム」では、すべての子どもたちが課内活動として、スポーツやアート、音楽といった活動に参加する機会を提供。

「アフタープログラム」では、全9プログラムを用意して、参加を希望する家庭の子どもたちが課外活動として、専門性の高い講師から、バレエ・英会話・サッカー・空手・体操・絵画・ピアノ・ダンスなどのレッスンを受ける機会を提供してきた。

そんな中、特に年長児童は、小学校生活への移行のため、後半の半年間は「プレスクール」として多様な体験活動を行うが、この時間枠の企画・運営が先生たちの負担となっている現状も。

このような背景を踏まえ、先生たちの負担を軽減しながら、子どもたちにとって有意義な体験を提供するために、同園では、2023年11月~今年2月の期間、「みーぱのじかん」をテスト的にプレ導入。


合唱、ピアノ・バイオリン等の楽器体験、


演劇、


空手、フラダンスのレッスンを複数回行ったことで、講師との信頼関係も深まり、最終レッスンでは講師に抱きつく子さえもいたという。

このような結果を受けて、同園では、2024年度に「みーぱのじかん」の本格導入を決定。今度も同様の機会をより多く提供し、子どもたちや先生たちにとってより良いプログラムにアップデートすることを計画している。