ららぽーと福岡にある「福岡おもちゃ美術館」では、館内の一部リニューアルを実施し、手の発達を遊びで養うコンテンツが新登場&パワーアップ。7月13日(土)10:30から、新しいコンテンツの説明を聞きながら実際に触って遊べるリニューアル記念イベントを開催する。
「福岡おもちゃ美術館」について
「福岡おもちゃ美術館」は、芸術と遊び創造協会が2022年4月にららぽーと福岡に開館した体験型木育施設。1300㎡超の館内には福岡県産材のヒノキ、スギ、センダンをふんだんに使用しており、五感で木のぬくもりを感じながらおもちゃで遊ぶことができる。
同協会の直営館としては、2008年4月にオープンした「東京おもちゃ美術館」に続く2館目で、九州初のおもちゃ美術館だ。
リニューアルで2つの新しいコンテンツが体験可能に
今回のリニューアルでは、館内の「おもちゃのまち」エリアにおいて、手の発達を遊びで養うコンテンツが新登場&パワーアップ。
1つは、“木製”でできた“宇宙”をモチーフにした釣り遊びができる「SPACECARGO(スペースカーゴ)」。宇宙の惑星を思わせる台の上には四角や丸の積み木と釣り竿があり、釣り竿の先についた「宇宙船」や「UFO」を使って積み木を持ち上げる。
宇宙開拓を始めるような見立て遊びができることや、手の力や握る遊びを促すことで、第2の脳と呼ばれる手の運動を楽しみながら養うことができる。
もう1つは、昔ながらの伝承遊び「こま」を通して指先の力をつけられる「こまひろば」。リニューアル前の「こま庭園」がパワーアップし、その場に居合わせた複数の家族でいっしょに遊べるひろいコマ台が登場する。
昔から伝わるこまあそびは、指先の細かい動きや体の使い方を育てる動きがたくさんある。たとえば、ひねりごまは、人さし指、中指、親指の3本の指先を使い、ひねる速さや手を離すタイミングを繰り返し遊ぶことで学ぶことができる。
芸術と遊び創造協会について
芸術と遊び創造協会は、優良なおもちゃをコミュニケーションツールとして活用し、多世代での交流を推進している認定NPO法人だ。
新宿の旧校舎を活用した「東京おもちゃ美術館」の運営、おもちゃコンサルタントによる全国180か所の子育てサロン「おもちゃの広場」、全国9の小児病棟でのおもちゃコンサルタントの派遣やオンラインでの病児の遊びケアなどの活動を行っている。
新たな遊びも体験できる「福岡おもちゃ美術館」で、木育体験をしてみては。
■福岡おもちゃ美術館
場所:ららぽーと福岡1階オーバルパーク
住所:福岡県福岡市博多区那珂6-23-1
HP:https://art-play.or.jp/ftm
芸術と遊び創造協会HP:https://art-play.or.jp
(Higuchi)