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「灰汁」

「灰」「汁」のどちらも日常でよく見かける漢字。

この2つの漢字を合わせるとなんと読むか知っていますか?

「はいじる」は違いますよ!

「灰汁」読み方のヒントは?

灰汁には、「野草に含まれる渋みの原因となる成分」「肉を煮たときに浮き出る成分」という意味があります。

また人物に対しては「独特のしつこさ・粘っこさがある個性」を表すときに使うこともあります。

類語には
「苦み」「えぐみ」などが挙げられます。

そろそろわかりましたか?

「灰汁」の読み方、正解は…

正解は……

 

「あく」

です!

「スープに浮いてきた灰汁をきれいにすくい取った。」
「隣のおじいさんは灰汁が強すぎるので、あまり好きになれない。」
などのように使います。

「灰汁」は、2字以上の漢字を合わせて読む「熟字訓」という特殊な読み方です。
熟字訓の例としては、日常で当たり前のように読んでいる「昨日(きのう)」などが挙げられます。

そのため「灰」「汁」という漢字から読み方を想像することはできません。
「灰汁」の読み方は、「あく」だ!と覚えてくださいね。

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