ダイエット成功には毎日の食事管理と定期的な運動が必須とされていますが、“運動は苦手”という方にとっては運動そのものが苦痛になってしまうケースは少なくありません。そんな運動苦手な方こそチェックしておきたいのが、運動に頼らない最新ダイエット法「サウスビーチダイエット」です。

 

|食事内容を調整するだけで取り組めるのが一番の魅力

ダイエットと言うと“痩せる”ことに重点を置く方がほとんど。そのためとにかく低カロリーな食品でお腹を満たそうと考えがちです。しかしながら、心臓内科医のアーサー・アガツトン氏が運動をするのが困難な慢性肥満の心臓病患者のために考案したダイエット法「サウスビーチダイエット」の場合、食事管理を基本とするダイエット法で「食べながらダイエットできる」のが一番の魅力。2段階に分けて行い、第1段階で“体に良くない”とされる炭水化物と脂肪の摂取をやめ、第2段階で“体に良い”とされる炭水化物と脂肪を摂取する形をとります。

 

第1段階(ダイエット開始から2週間):“体に良くない”とされる炭水化物&脂肪を一切摂らない

ダイエット開始から2週間は“体に良くない”とされる炭水化物&脂肪(穀類、ジャガイモ、精製砂糖で作られた食品、バター、乳製品など)の摂取は禁止。血糖値やインスリン値を下げ、まずは“糖質依存”からの脱却をめざすのです。

食事のメインはタンパク質を多く含む魚、大豆類、脂肪の少ない牛肉、鶏肉、そして炭水化物を含まない野菜などになります。