■古市「警察だけでは限界が…」

警察は容疑者に「待ち伏せなどの行為をしたら逮捕する」という、1年間有効の禁止命令を出していました。それからおよそ1年後に起きてしまった今回の凶行。

元刑事の専門家はストーカー対策として、「犯人は音に弱いので防犯ベルとかは持っていたほうが良いですね。音で110番してくれて警察が来てくれる場合もありますから」「一番いいのは近くの警察に行って相談して対策を考えてもらう」と推奨しています。

古市さんは、「警察だけでは限界があるなぁと思っていて、例えば警察は教育機関じゃないじゃなですか。だからストーカーだって言う人が分かったとしても、もちろん警察官が一個人として『こうしましょう』ということはできるけれども、1年2年かけて教育することはできない」と分析しています。

■警察とNPO・医療機関との連携も

古市さんはさらに、「いろんなNPOも最近できているんで、ストーカーに対するカウンセリングをするとか…NPOとか医療機関とかと連携して解決していかないとなかなか難しい問題かなと思うんです」とNPOの存在にも言及。

続けて、「警察だけだとどうしても、本当に悪質な事件なのか単なる恋愛のいざこさかっていうことが見分けがつかないことが多い。それで冤罪が増えるのも困るわけじゃですか。だから警察だけではなく、社会全体でこういうことを防ぐようにしていかないと、なかなか解決は難しいと思います」と考察しています。


提供・fumumu

【こちらの記事も読まれています】
どうやって「自信」を持てばいい? 自己評価を高める3つの考え方
早寝早起きの生活習慣! 自分なりにこだわりを持っていること
「運がいい」は気の持ちよう? 運勢をコントロールする3つのコツ
新しい職場で緊張… 環境に馴染むにはどうすればいい?
悪いことばかりじゃない! 「忘れること」のメリット3つ