自己紹介プレゼンの注意点
ここでは自己紹介プレゼンの際の注意点についてご説明します。
口調や声のトーンをセルフチェック
スライドを不備のないものに作り上げたら、あとはプレゼンの際の口調や声のトーンをセルフチェックしましょう。
なるべく落ち着いた声で、聞き取りやすいペースを心掛けてください。
アピールと自慢は紙一重
アピールすることと自慢は、若い頃にはなかなか区別がつかないもの。自己紹介が苦手という人はこの点を過度に気にしてしまう傾向にあるようです。自分の長所を自分の口で伝えることは、謙虚を美徳とする日本人には確かに抵抗があるかもしれません。
しかし、相手からすればまだ付き合いの浅い、もしくは初対面のあなたのことを知りたがっているのです。そのため、そこは自信を持って自分の長所をPRしましょう。
ただしアピールと自慢は紙一重だということだけ、肝に命じておいてください。具体的には長所を主張するときは実際にその結果が数字で表せるものだけにしておきましょう。あなたの感情は省くということですね。
聞き手を意識することが一番大事
そして先にも少し述べましたが、話す相手の気持ちを想像することが大切です。
相手はどういう立場の人間で、どういうことに興味があるのかなど、相手についての情報をできる限り集めてつかみを考えるといいでしょう。
そうすることで、あなたが相手の立場を思いやれる想像力のある人だということもアピールできます。
最長でも10分にとどめる
プレゼンの時間は10分に留めましょう。
長ったらしいプレゼンはかえって自信のなさと受け取られかねません。しっかりと作り込んだスライドを用意したら、あとはドーンと構えた気持ちで短い時間内で堂々とプレゼンしましょう。
実際のスライド例
それでは最後は状況別のスライド作成例をご紹介しましょう。
学生→学生
学生から学生に向けてのプレゼンを行う場合、同世代ということで共通項も多いでしょうから、思い切ってグラフィックやイラストなどを多用した個性的なスライドを作ると、より印象に残るプレゼンになるでしょう。
上の写真のように、自分のイメージカラーなどで全体をまとめると、とても個性的なスライドになります。
学生→社会人
学生から社会人に向けてのプレゼンで注意すべき点は、どんな世代でもわかりやすく、見やすいスライドを作成することです。
上の写真のように、言葉での説明はほどほどに見やすい色やデザイン、そしてなるべく見慣れた円グラフや棒グラフなどを使うことが大切です。
新社会人
新社会人の方が自己紹介のプレゼンをする場合は、自分がその会社でどういう夢を持ってどういうビジョンで働くつもりなのかに重点を置いてプレゼンするといいでしょう。
上のグラフのように、自分のスキルを項目別に分けてグラフで表示すると、文字で説明するよりも自慢くさくならず、ユニークに自分をアピールすることができるでしょう。
転職先の社会人
転職先の社会人を相手に自己紹介のプレゼンをする場合は、前の会社での実績や成果をなるべく数字を挙げて説明しましょう。
上のようにグラフやグラフィックを上手に使って、わかりやすく簡潔に仕上げることがイメージアップに繋がります。