浜松町は駅前に貿易センタービルがあり、ビルばかりのオフィス街のイメージがありますが、実は歴史を感じるお寺から、新しく開発された竹芝エリアまで、沢山の見所があるんです。短時間でもお散歩出来るお勧めのスポットを紹介します。
【1】旧芝離宮恩賜庭園
浜松町駅から徒歩1分の場所にある大名庭園。色々な所有者を経て、最終的には当時の宮内省が買い上げ、昭和天皇のご成婚を機に、大正13年に一般公開されました。周りを高層ビルで囲まれており、江戸時代の庭園と現代が見事に調和した庭園となっています。
12,000坪以上の広大な敷地は、回遊式泉水庭園となっており、以前は池に海水を引き入れていましたが、現在は淡水の池になっています。池を中心に、その周辺には多くの名石が用いられて、庭園の景色が造りだされています。年間を通して花が咲き乱れていますが、特に春の桜や藤は目を見張る美しさです。
入園料は、一般¥150(65歳以上は¥70)で、9:00~17:00まで開園しています(入園は16:30まで)。小学生以下は無料なので、お弁当を持って子供と一緒に行くのもいいでしょう。また、庭園の入口前には、子供の遊具もあり無料で使用できます。
【2】ウォーターズ竹芝(WATERS takeshiba)
竹芝エリアにある新しい商業施設 WATERS takeshiba 。レストラン、劇場、ホテルなどから、子供のためのキッズパーク、キッズルーム、カフェが揃っているエンターテイメント施設 CULAFUL(キュラフル) まで、幅広い年齢層の方が楽しめる施設なんです。
屋内と屋外ともに無料で使える椅子やテーブルが多く、広々とした空間が広がっています。芝生エリアもあり、子供連れの人がのんびり過ごすのに最適。東京駅と竹芝地区を循環している、無料の水素シャトルバスもあるので、乗車してみるのも良いでしょう。
【3】芝大神宮
1005年に創建された歴史ある神社。伊勢神宮の天照皇大御神、豊受大御神をお祀りしている神社で、東京十社の一つにもなっています。縁結びの神様を祀っていることから、女性に大人気のパワースポットにもなっています。
地元民からは、神明神社と呼ばれ親しまれています。毎年2月の節分には、江戸の火消しめ組衆が参詣し半鐘祭が執行されています。9月には、なんと10日間も行われるだらだら祭りも開催。だらだらと長く続くお祭りなので、だらだら祭りと言われるようになりました。