さらに、その親しみやすいスタイルも野呂の大きな武器となっているのは否めない。

「主演クラスの俳優はスタイル抜群な人が多いわけですが、野呂さんは決してそういうタイプではなく、どちらかといえばぽっちゃり。親しみのあるスタイルで、しかも“太っている人の役”ではなく、あくまで自然なキャラクターになっているのも野呂さんならでは。こういったタイプの俳優さんはいそうでいないので、ライバルも少ない。野呂さんにしかない居場所でしょう」

 今後は俳優としての野呂佳代はもちろんのこと、その“美”にもスポットが当たりそうだとも言われている。

「最近ではMEGUMIさんが“美容系”の仕事で大ブレイクしていますが、野呂さんにも同様の可能性があるのでは。一般の人々にとっては、“圧倒的な美しさ”を持つ大物俳優の美容情報よりも、親近感のあるタレントの美容情報のほうがより有用ですから、野呂さんが一般の人々に寄り添う形で美容情報を発信すれば、かなりの需要があるはずです」

 さまざまな見どころがある『西園寺さんは家事をしない』。野呂佳代がどんな演技を見せ、どんな“美”を披露するかにも注目だ。