「永守コレクションギャラリー」は、夏休み特別企画として夏の特別展『ふしぎ発見!からくり人形のひみつ展』を、7月25日(木)〜9月24日(火)に開催する。

からくり人形のふしぎを発見する展覧会


「永守コレクションギャラリー」は、2023年3月7日にオルゴールの文化と関連技術を紹介する目的で開館。同年12月、博物館法に基づく「登録博物館」となった。アンティークオルゴールやオートマタ(からくり人形)など、世界屈指のコレクションを有する没入体験型のギャラリーだ。


からくり人形はどうやって動いているのか。一見、複雑そうに見えるからくり人形のその仕組みをじっくり観察すると、一つひとつは簡単な機構の組み合わせでできていることが分かる。


『ふしぎ発見!からくり人形のひみつ展』は、からくり人形に使用されている様々な仕組みについて、作品の機構部を公開展示するほか、模型を交えて「ものを動かす原理」を分かりやすく紹介。からくり人形のふしぎを発見できる展覧会となっている。

様々なワークショップを実施

会期中は子どもから大人まで作品鑑賞を楽しめるよう、人形劇やワークショップ、館内体験ツアー、クイズラリーなども用意されており、体験的に楽しむことができる。ワークショップは、各日10:30〜11:30と14:00〜15:00に、事前申し込み先着順にて4種が行われる。


7月30日(火)は「糸あやつり人形を作ろう!」を実施。木球や木の丸棒を材料にして作り、作った後には実際に操って遊ぶこともできる。定員は各回15名、参加費は1,500円(材料代実費)。


8月1日(木)のスイス建国記念日(日本・スイス国交樹立160周年)には、「スイス・ネフ社の積み木で遊ぶ」を実施。スイス連邦の建国記念日にあわせた特別企画として、世界中に多くのファンがいる木製玩具メーカー・ネフ社の積み木について、パフォーマンスを交えて紹介。美しく楽しいおもちゃの世界を、スイス製のアンティークオルゴールと一緒に体験する。定員は各回20名、参加費無料。

8月2日(金)は、機械の仕組みに欠かせない歯車の模型を作る「機構の模型(はぐるま)を作ろう!」を実施。一見難しい仕組みで動いている機械も、よく観察すると一つひとつは簡単な機構の組み合わせでできていることが分かる。定員は各回15名、参加費は1,500円(材料代実費)。


8月20日(火)は、「からくりオルゴールを作ろう!」を実施。ゼンマイを巻くと、オルゴールの音色とともに人形の頭と手、針金が動く。飾りつけをアレンジして自分だけのオリジナルのからくり作品を作ろう。幼稚園から小学校の子どもにおすすめ。定員は各回15名、参加費は2,000円(材料代実費)。