◆ふとした瞬間に思い出して恥ずかしくなる
「賢人の優しさや心の広さみたいのも知れてよかったですし、これがなかったら今も結婚まで進んでいなかったかもしれないですが、未だにあのときの男の子のニヤニヤした顔が忘れられなくて…。ふとした瞬間に思い出しては恥ずかしさでいっぱいになります」
この件以降怖くて水着を着るような場所には出かけていないという愛理さん。恥ずかしさを忘れることはなかなか難しいのかもしれません。時間を経て笑い話になる日がくれば、きっとまたプールや海を心から楽しむことができるようになるのでしょう。
<文/大杉沙樹 イラスト/朝倉千夏>
【大杉沙樹】
わんぱく2児の母親というお仕事と、ライターを掛け持ちするアラフォー女子。昨今の情勢でアジアに単身赴任中の夫は帰国できず。家族団欒夢見てがんばってます。