◆終電に乗れず、上司は車で帰宅

 そうこうしているうちに、智子さんの終電が近づいてきました。

「『すみません、今日はもう終電が近いので失礼してもいいですか?』と何度か訴えたのですが、小林さんは『まだ話が終わってない』と怒り、とうとう終電がなくなってしまいました。

『店長としての自覚が足りない』と一方的に店内で怒鳴られ、他のお客さんも居る中、本当に恥ずかしかったです。ひと通り私に対して暴言を吐いたあと、小林さんは車で帰って行き、私は1人店内に取り残されました」

 業務時間外に職場外に呼び出された上に、終電で帰してもらえなかったという智子さんはタクシーで1時間走るほどのお金もなく、彼氏に泣きながら電話をし、迎えに来てもらったといいます。