夢は歌手も「キャラが際立っていたのと 己の実力不足」と自虐

 そんな中、11年に鈴木の実兄が電波法違反の疑いで現行犯逮捕され、ニュースでも報じられることに。兄は総務相からの免許を受けずに自宅にFM放送局を開設しており、同局に蘭々も出演したことがあったため批判が寄せられ、一時は仕事がしづらい状況に陥ったようだ。

 ただ、その後は14年に基礎化粧品ブランドを立ち上げ、実業家としても活動。18年より歌手活動を活発化させ、昨年には自身初のベストアルバムもリリースした。

 また、先月15日には東京・渋谷で開催された音楽イベント『やついフェス』に初出演。

 鈴木は出演後のブログで、「元々の夢であった歌手デビューは20歳の時に果たしたものの バラエティー番組でのキャラが際立っていたのと 己の実力不足、運の無さも相まって 歌手としての実際は残すことが出来ずにフェイドアウトしたわたくし…」(原文ママ、以下同)「人前に出る仕事を選んでいるのに 実際の人前に出るのは苦手という自分でもよくわからない矛盾を抱えている」と自虐的につづりながら、「やついフェスに出演させていただいた時に改めて人がにこにこしている顔を見る事が私の生きる原動力のひとつなのだなぁと思った次第です」と心情を明かしていた。

 『オールスター合唱バトル』では合唱団の一員ながらも、久々にテレビで歌を披露する鈴木。今後、テレビで見る機会が増えるかもしれない。