10. 東京ミッドタウン
ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」や「サントリー美術館」、「21_21 DESIGN SIGHT」をはじめとする文化施設に、130に及ぶショップやレストランが集まる大型複合施設です。
「ミッドタウン・ガーデン」では芝生でのんびり過ごしたり、カフェでコーヒーをテイクアウトして、青空の下でドリンクを飲みながらゆったり過ごすこともできます。春には桜並木のライトアップが美しく、1階から4階のガーデンテラス側にあるレストランからは、桜を眺めながら食事やお酒を楽しめます。
11. 早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
早稲田キャンパスの旧4号館の建物に2021年に「早稲田大学国際文学館」、通称「村上春樹ライブラリー」がオープン。世界に多くのファンを持つ村上春樹さんの関連資料を収蔵するとともに、国際的な文学研究の拠点を目指しており、文学好きの50代女性にはぜひ足を運んでほしいスポットです。
建物は、世界的な建築家・隈研吾氏によってデザインされた、地下1階、地上3階建て。圧倒的な存在感を示す外観と美しい内装が印象的です。エントランスから建物に入ると、目の前に巨大な書棚のトンネルが出現。階段本棚(Stair Bookshelf)と呼ばれる空間で、地下1階と1階をつなぎます。
館内では、村上氏から寄贈されたレコードが聴けるオーディオルームや、全作品が集められたギャラリーラウンジ、再現された村上氏の書斎などの空間があるほか、さまざまな企画展も開催されています。
また、地下1階のラウンジの一角にはカフェ「橙子猫-Orange Cat-」が併設。ビッグサイズのドーナツとコーヒーというシンプルなメニューは、いかにも村上氏らしいチョイスです。
12. 神楽坂
小さな石畳の路地が風情ある花街・神楽坂。 かつては武家屋敷が多くあった町で、徳川家ゆかりの寺院や神社があるほか、絶品グルメが食べられる飲食店が多いことで知られています。とくにフランス料理店が多く、通称「プチ・フランス」と呼ばれるほどです。
神楽坂駅からすぐのところにある商業施設「AKOMEYA TOKYO in la kagu」は、新潮社の書庫をリノベーションした建物。お菓子や惣菜、雑貨など、日本各地の特産品を販売しているほか、カフェも併設していて、観光がてら立ち寄るのにもぴったり。
神楽坂では、雰囲気ある路地をぶらりとお散歩するのもおすすめ。おしゃれなカフェやセレクトショップなども集まっているので、50代の大人の女子旅では街を歩いて、お気に入りの風景やお店を探してみては。